内容説明
錬金術師の一族に生まれたが家族からは疎まれていたサーシャ。少しでも認めてもらおうと独学で錬金術を学ぶも、ついに家を追い出されてしまう。だが、本人に自覚がないだけで、実は錬金術の才能はピカイチだった！
隣国の王子にスカウトされ、まさかの国家お抱え錬金術師に!?
オリジナル製法のポーションは効果絶大、固定概念を覆すアイデアでエリート錬金術師達の度肝を抜く！
無自覚すご腕錬金術師、ポーションで問題解決しちゃいます！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささきち
9
う〜ん…難しいですな〜サーシャが良いように使われて最後には家から追放！そして宛のない中手を取ってくれたのは隣国の王子、そして始まるサーシャの物語！なんだけどなんて言えばいいのだろうか悩むけど、一言で表すなら盛り上がる場面が無かったかね。サーシャは凄いぞ！と周りは言うけれど、それがどれくらい凄いのかがイマイチ伝わってこないんよ。あと錬金術よりも魔法の方が凄いことしてね？なんて思っただけにうーんってなるわけ。この手のお約束として糞共に読者がやったぜ！と喜ぶようなざまぁ展開を希望していたがそれもなく何を楽しめば2022/02/20
T
7
錬金術師の一族に生まれたが家族からは疎まれていたサーシャ。家族から認めてもらうため、独学で錬金術を学ぶも、結局家から追い出されてしまう。途方に暮れるサーシャだったが、隣国の王子から救いの手が差し伸べられる。新天地から始まる無自覚すご腕錬金術師の物語、開幕。錬金術を独学で学び、確かな実力を身につけるも、家族に認められることがなかったサーシャ。そんな彼女の実力をしっかりと認め、温かく迎え入れるところは良かったです。サーシャに対して、物語の重要になりそうな要素もちらっと出てきて、今後どうなるのか楽しみです。2022/02/20
ちゃか
5
錬金術師の一族レイベッカ家に生まれたサーシャ。 しかし彼女は、入り婿だった父が愛人に産ませた子供と言う事で家族からは迫害されており……独学で錬金術を学び、いつかは認めてもらおうと努力を続けていた。 そんな願いもむなしく彼女は家から追放される事となってしまって。 たまたま友人になっていた隣国の王子に助けられて、異国で実力を認められていくのが分かりやすいけど、面白い。 2022/12/04
菊地
4
ありがちな内容だったから意識・無意識に類似作品と比べてしまうところはあるんだけど、他作品と差別化する要素に欠けている。印象に残る部分が無かった。2022/08/07
kinta
4
幸せな人生は自分の努力を肯定してくれる人物がいる、というささやかな願いだが、認めてくれる人がいなくても頑張れるヒロインは達観している性格で、そういう性格を込みで周囲の人間全員が保護者と化すんですな。淡々と話は続いている感じですが、温かさを一つずつ拾っていく話でもあります。今後どうなることやら。2022/05/13
