美少女文庫<br> 合コン行ったら姉がいた

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美少女文庫
合コン行ったら姉がいた

  • ISBN:9784829621592

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内容説明

「再会できて嬉しいよ。真衣姉さん」『年下の恋人』だと思っていた――弟から告げられた事実に真衣の身体と心が一気に凍る。「姉さんのケツでフィニッシュと行こうか」「やめて、私たち、姉弟なのよ!」 ずん、とさらに直腸が突かれ、制止の言葉は砕けて虚空に散る。 尻を乗せられた座位。後ろから回り込む守人の右手は荒々しく乳房を掴み、左手は陰核に添えられた。そして、 ぱんぱんぱんぱんっ!「あぁぁあ――――ッ!! うぐいぃ!」(ああ――――もう、何も分からない。守人は私を憎んでる。それなのに、こんなに私を気持ちよくしてくれる。分からない。分からないなら、もう――) 思考を放棄する。 残るのは、快楽だけだ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芳樹

26
【BW】この直球過ぎるタイトルが俺の心を捉えて離さなかったから、久しぶりの美少女文庫。主人公の守人が合コンで出会ったのは、姉弟二人きりの家族だったにもかかわらず、幼い頃自分を捨てて裕福な家庭の養子になった姉・真衣だった。守人に惚れ込み彼との肉体関係なしでは生きていけないほどの体になった頃、自分を捨てた姉への恨みを晴らすため守人は自分が実の弟だと告げる…。何とも衝撃的な作品。でも昏い復讐ものから、一転してハッピーエンドに。選んだ道は地獄への一本道かも知れないけど、二人が幸せなら地獄も悪くないのでは…。2021/12/30

えすてい

12
アネハメから一年、また衝撃的な姉作品が現れた。今度は幼い時に生き別れ、成人後に再会した姉弟。しかも姉の方は最初は弟だとは気付かず、弟と知った時の衝撃は計り知れなかった。しかし、弟との快楽に開花していき、やがて初恋が姉弟だったことを告白していき、法律の裏をかいて子作りに入る。毎日毎日姉弟は快楽の渦にまみれ、堕ちるところまで堕ちる覚悟は揺るがない。やがて二人には子供が生まれ、姉弟間でできたが健康面では問題ないという。そしてまた二人は快楽の日々に溺れていく。暗い前半から明るいエンドに変わっていく作品である。2021/12/20

えすてい

8
2020年12月の「アネハメ」(2021年に続編刊行)、2021年12月にこの作品。美少女文庫では12月に「衝撃的な」作品が出る傾向があるのは気のせいか?こういう作風のもの以外でも、12月刊行のものでは自分にとって印象に残るものは少なくない。2022/02/04

えすてい

8
「罪」「地獄に堕ちる」が後半以降ラストでも強調されている。美少女文庫は編集方針があるのかどうかは分からないが基本ハッピー路線で主人公とヒロインはラブラブで明るい未来を示唆しているものが多い。過去の姉作品でも姉弟の愛を深めていくものばかりだったが、ちょうど一年前の「アネハメ」から禁忌故に人前では明るみにせず、二人だけの禁断のヒミツにしそれに溺れていく、単純にハッピーエンドとは言い難い姉作品も出始めてきた。これは、読者の幸福の読了感を与える路線からの転換を意味するのだろうか。美少女文庫も質が変わっていく。2021/12/22

えすてい

8
美少女文庫で姉ものは予てより多数刊行されてきた。2010年代末以降はめっきり減ったがそれでも美少女文庫ファンにとっては重要なジャンルだろう。姉ものが好きな作家もいる。しかし、美少女文庫における姉ものの主流は血縁非血縁であろうとイチャラブ・姉が弟をリードするものであり、しかもあらゆる意味でハッピーエンドだ。だが、この作品は異質である。姉弟で交わり二人とも「地獄に落ちる」覚悟を決めている。そして最初の双子を産んだ後はもう子作りせず子供を巻き込まずにただ夫婦としての快楽のみに徹する。これはハッピーエンドなのか?2021/12/21

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