叱らない、ほめない、命じない。 あたらしいリーダー論

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叱らない、ほめない、命じない。 あたらしいリーダー論

  • ISBN:9784296111367

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内容説明

◆ 自信がなくていい。上下関係をなくせば、上司と部下はいいチームになれる。
◆ サイボウズ、ユーグレナ、カヤックなど、上場企業の経営トップが続々賛同!
◆ シリーズ累計・世界900万部のベストセラー『嫌われる勇気』著者、最新刊。

課長に昇進したけど不安な「わたし」が、哲学者の「先生」との対話を通して、戸惑いながらも成長していく――。

◆ リーダーの悩み、こう解決します!
◇ 責任感がない若手に「ありがとう」をいおう
◇ リーダーとして自信が持てないことに、問題はない
◇ 同じ失敗を繰り返す人に対し、存在を承認する
◇ 頑固なベテランでも、未来の可能性に注目する
◇ 上司であることがつらいとき、何が幸福かを考え直す

◆ 気鋭の起業家3人との対話を収録
◇ サイボウズ・青野慶久社長 「本気で死にたかった社長就任1年目に学びを得た」
◇ ユーグレナ・出雲充社長 「我慢しても、部下に怒りが伝わってしまうのです。
◇ 面白法人カヤック・柳澤大輔CEO 「パワハラ組織のほうが案外、強いのではないですか?」

目次

第1部 自信が持てない「心若きリーダー」との対話
 第1章 職場の人間関係をよくする 言葉かけと、悪くする言葉かけ
 第2章 多様なるメンバーに、リーダーとしていかに向き合うか?
 第3章 中間管理職が抱く「部下としての悩み」

第2部 社会を変えたい「起業家」とのリーダーシップをめぐる対話
 第1章 サイボウズ・青野慶久社長
「本気で死にたかった社長就任1年目に学びを得た」
 第2章 ユーグレナ・出雲充社長
「我慢しても、部下に怒りが伝わってしまうのです。
 第3章 カヤック・柳澤大輔CEO
「パワハラ組織のほうが案外、強いのではないですか?」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつのすけ

28
いい本だった!リーダーとして、日々どのように部下と接するのが適切なのか悩むことがあり、以前、「リーダーの仮面」を読んだが、役に立たない内容だった。しかし、本書は、上司と部下は対等であると述べ、上司も完璧ではなく間違うこともあるというように、人間味がある関係性を築くことを主眼しており、とても納得できた。本書を参考に、部下との関係性を築いていこうと思う。2023/04/22

空のかなた

20
現場の仕事のやりがいや幸福が、リーダーになることで失われるのではないか。人生には仕事よりも大事なものがあるのではないか、無理をしてまで出世したくない。また若手に見られる専門職志向。様々な背景がある。アドラーの言葉に「男性の悪徳を模倣してはならない」、それは部下に命令ではなくお願いする事に抵抗感を示すようなリーダーの模倣をしてはいけないという意味。また周囲にも恐れを抱かせるような威圧的な態度と、毅然とした態度の違いも意識せよと。そして「人間にとってなぜ、に答えるのは難しい」という件は理解が追いつかなかった。2023/12/27

Hiroo Shimoda

10
アドラー流リーダーシップ。叱らないだけでなく、ほめない命じないは新鮮。「でも」は厳禁と言うがでも、定期的に異動があり短期間で成果を出すことが求められる企業でもワークするのかな?2022/12/08

tkokon

7
【対等な関係】○ほめるも叱るも縦の関係性。「対等な関係」では、ほめるも叱るもない。(「対等な関係」でなければ、部下が「何でも打ち明ける」関係にならない)○感情に尾ひれをつけない。お互いの気持ちを確認しあう。○威圧的な態度ではなく毅然とした態度。○同じ失敗を繰り返さないために話し合う。○褒めるではなく勇気づける。感謝を伝える。●対等な関係の重要性。チームメンバーに心の底から力を発揮してもらうには、縦の関係・力による従属より良い結果を産むと信じる。2022/04/29

koike

6
図書館の在架より「𠮟らない子育て」の岸見さんの著作をもっと読んでみたく。本つぶやきにも書いたけど、こういうリーダーに出会えていたら、私は過去2社の会社を辞めずにいられたのではないかな…私の企業研究不足はもちろん否めないのだけど、こういうリーダーのいる会社が増えたらいいなと思います。自信が持てない「心若きリーダー」との対話/社会を変えたい「起業家」とのリーダーシップをめぐる対話、の二部立てで、それぞれが三章構成。二部の対話の相手がサイボウズ社長・ユーグレナ社長・カヤックCEO…と錚々たるメンバーでした。2023/02/21

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