内容説明
東京と大阪間を約1時間で結ぶ夢の超特急「超電導リニア」。空中に浮いて高速で走行する乗り物の開発は、人類の長年の夢でした。浮上しながら高速移動を可能にした驚くべき超電導のメカニズムや高速走行を支える最新技術、リニア開発成功の歴史を図解でわかりやすく解説します。
目次
●Chapter.1 超電導が生み出す浮上走行の仕組み
●Chapter.2 浮上する夢の乗り物への挑戦
●Chapter.3 電気抵抗ゼロが可能にした超電導磁石
●Chapter.4 高速走行を支える最新技術
●Chapter.5 超電導リニアの可能性と未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネコタ
19
超伝導リニアに使われる、超伝導という現象のことから、リニアの仕組みのことや、開発のこと、これからの課題などなど。浮くまでは車輪で走行するんだね。ブレーキが大変そう。あと液体ヘリウムの供給が問題。だから次は高温超伝導の本を読もうかな。2017/03/18
komekopan
2
読んでみて楽しく夢中になって最後まで読んだ。磁力ってすごい、超電導に関わる仕事って楽しそう、鉄道会社に勤めたいなっという気持ちになった。しかしリニアモーターの原理を知るために読んだのに、リニアの原理はフワッと書かれていて詳しく理解できなかった。リニアに興味を持つという点ではとても良い本だと思う。2015/11/16