内容説明
二〇二一年、生誕五百年を迎えた甲斐の虎、武田信玄。その活躍の影には、常に忠義を誓う四人の漢たちがいた―。馬場信春、山県昌景、内藤昌秀、高坂虎綱。後に武田四天王
と呼ばれる器量と軍才に秀でた強者たち。風林火山の旗印の下、信玄に天下を統一させんがために命を賭して熱く戦う四人の生涯。上杉家、北条家との戦い、上洛戦。激動の日々の中で彼らが掴んだものとは。◆文庫書き下ろし◆
目次
鬼神
新領主
諏訪御料人
築城の名人
北信濃の主
深志城
戸石崩れ
越後の虎
箕輪城
関東の雄
上洛
長篠城
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずぺん
5
組織のトップの力は重要であることが実感できる。2022/02/02
ゆうへい
0
とても面白かったです。馬場信春が武田家に仕えるまでの道のりから始まり、馬場信春で終わる内容でした。馬場信春、山県昌景、高坂虎綱、内藤昌秀が武田信玄の下で奮闘する姿が描かれています。また、話に出る山や城、地域についての簡単な解釈もあり、分かりやすかったです。読んでいて、儚かったです。山本勘助や武田信繁といった補佐役を川中島合戦で亡くした後、段々と家中が綻んでいったと思います。そして、運命の長篠合戦で3人が散っていく姿は引き込まれます。2023/05/11
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