双葉文庫<br> 走馬灯症候群

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双葉文庫
走馬灯症候群

  • 著者名:嶺里俊介【著】
  • 価格 ¥803(本体¥730)
  • 特価 ¥401(本体¥365)
  • 双葉社(2021/12発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575525229

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内容説明

不思議な夢を見るようになった。幼い頃の懐しい思い出から始まり、学生時代、社会人時代と、日に日に夢の中の自分が現在の年齢に近づいていく。夢は走馬灯のように駆け巡り、現在に追いついたとき、その人は必ず死ぬ――それは恩師の堀越教授が調べていた「夢喰い」という奇病だった。この奇病の正体を突き止めるために調査に乗り出した助教授の牧野は、中学の後輩で通信会社社員の咲元が「夢喰い」に蝕まれはじめたことを知る。戦慄のタイムリミット・ホラー・サスペンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

68
奇病「夢喰い」が迫りくるインパクト抜群のホラーサスペンス。都市伝説 「メリーさんの電話」のように、徐々にソレが近付いてくる。意志のある「夢喰い」、自分の存在を知らしめて恐怖を煽りながら憑いた者の夢を喰いながら、生殺与奪の権利を握る。…ソレに追いつかれたら死ぬしかない。寝るたびに夢が死を連れて、過去から現在に近づいてくる。その迫り方に、卑しく露骨な悪意を感じとって総毛立つ。「夢喰い」に憑かれた中学時代の後輩・咲元を救うべく、奇病の研究をしていた亡き恩師の後を継いだ牧野がソレの殲滅に躍起になる。中毒性抜群だ!2023/08/11

倉屋敷??

2
幼い頃の夢から始まり寝るたびに現在の年齢に近づいていき、夢にも追い付かれたら…。 独創的で面白かった。最後の展開がちょっと好みじゃないけど良かったです! 平成初期が舞台ですがこの90年代という時代背景のホラーって結構好みで好きなんですよね。2024/06/09

ひので

0
(辛口注意) 結構期待しながらだっただけに、中弛み感が非常に残念。いや、平成初期の通信事情をそんな事細かに書かれても、興味がそがれてしまうだけで。最後まで読めば、言いたかったことが分かるし、作者様には大事な土台だったんだろうなと思うけれど、あまり印象に残っていません。もうちょい噛み砕かれてても良かったのでは。せっかくラストが綺麗に纏められてるのに勿体ない。2022/10/22

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