内容説明
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本書は、著者で人気放送作家のたむらようこさんが38歳のときに、子宮頸がんのステージ3Bだと知るところから始まります。
働くママであり社長でもあるたむらさん、 社員を、仕事を、どうする?息子はまだ1歳半。ランドセル姿は見られるの?
同じステージの人の体験談を必死で探しますが、なかなか見つかりません。押し寄せる不安の中で心に決めました。
「もし、10年後に生きていられたら、自分の体験を必要とする誰かに共有しよう」。
その本が、12年を経て形になりました。日本人の2人に1人が生涯でがんになります。
いま病中にある人にも読みやすいようにと著者の意図でコミックエッセイという形式をとったこの本は当事者はもちろん、
ご家族や友人や同僚の方、さらにはがんと無縁の人生を送りたい人にも届けたい1冊です。
目次
Chapter1 まさかの!わたしががんになりました
Chapter2 治療はつらいよ リアルと本音
Chapter3 ママが入院! そのとき家族は
Chapter4 実録! 病院の歩き方
Chapter5 生きよう、やぶれかぶれでもいいから
Chapter6 そして、元気になっていく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れん
7
放送作家で経営者のたむらさんが記した病気記録。光も闇も表現がドラマチックで笑い泣き。夢も希望もないけど命はある。心身辛い時は自分に言い聞かせます。あとがきが感動的。2022/02/14
荒野の狼
5
私は大学医学部でウイルス学の研究・教育に携わっているものです。子宮頸がんを予防するヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの推奨のために論文・学会発表を行うと同時に、大学での医学生教育でもHPVワクチンの教育にも力を入れています。本書は進行した子宮頸がんから快復し活躍中の放送作家たむらようこ(「慎吾ママ」など)が、自らの体験を漫画にしたもので2時間で読了できる内容。2023/08/05
あらら
2
息子さんの様子を描いているところで泣いてしまった。お医者さんにも、ほんとにいろんな人がいる。。。病気をしたからこそ気づいたこと、その後実践していること、私も見習いたい。2022/10/09
tomoaoso
2
著者が「コミックエッセイならマンガで軽やかに伝えられる」と書いてあるように、気軽に読めます。 「子宮頸がんって名前だけ聞くけど何?」な状態な私でもワクチンは女性が打つイメージがあったけど、男性も打った方がいい理由が、男性自身ががんにかからないためである事を知った。 「なんとなくの知識で不安を抱えたまま打つのが一番ダメ」「自分の体のためにまず知る事!」この言葉は大切。2022/02/04
やん
1
図書館で見かけて。読みやすかった。2024/08/03