感情は、すぐに脳をジャックする

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感情は、すぐに脳をジャックする

  • 著者名:佐渡島庸平/石川善樹/羽賀翔一
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 学研(2021/12発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784054068438

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内容説明

誰もが振り回される「感情」とは、そもそも何なのか? 佐渡島庸平(編集者)×石川善樹(研究者)×羽賀翔一(マンガ家)が、三者三様の視点から感情の本質を探る! 無自覚の感情に気づくと、世界の見え方が変わっていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

54
感情という言葉を耳にしたことのある人は多いと思う。しかし、今回、改めて感情について考える時間は、よい時間だったっと思う。EQは随分前から認識していて、どこか頭の片隅にあったのが、少し真ん中にきた。中で紹介されている、ロバートプルチックの感情の輪は、とても興味深い。周囲の人を思い浮かべてみると、また、自分自身の感情を想い出してみると、なるほどと頷ける。自分の中で心がけているのは、時間を置くということ。そこで、振り返ったりする間合いが取れ、思考も整理される。2025/04/03

りょうみや

26
前半は感情のメタ認知について。ここで紹介されているブルチックの「感情の輪」はたしかに感情を認知するためのよいツール。後半は感情の各要素についての対談をそのまま掲載したもの。著者の一人は編集者で「作家やマンガ家、編集者とはあらゆる感情を味わい尽くす職業」とあり妙に納得した。自分も自身の隠れた感情、小さな波に気づき大事にしたい。瞑想(マインドフルネス)の副読本に適している。 2024/02/17

テツ

18
感情についての一般論的な考察と、ネガティブな感情、ポジティブな感情についてのお話。基本的にどんな場合でも、どんな事柄についてでも、理性的に判断したい。感情の赴くままに行動するとだいたい後悔するのだと、人は大人になる過程で学習していく。あと最近はSNSで目にした他人の感情に相乗りして、それが自分の内側から生まれたもののように勘違いし怒ったり悲しんだりする方々をよく見かけますね。他人の感情は自分とは全く関係がないという大前提を見逃して共感能力だけを尊ぶのは危険だと思うけどなあ。2023/05/25

sheemer

16
2日で読了。脳が感情にも左右されるのだからタイトルには納得が行く。感情を細かく分けて知るためにプルチックの「感情の輪」を示し、その使い方を紹介するのも分かりやすい。そこまでが総論。さて各論になって実際の感情のケーススタディとなるはずの4章、5章の作者3人の鼎談が、まとまりのない、これといった根拠の提示もないおしゃべりのような感じが強く、前章までで知ったことを使って深掘りすることができなかった。感情をモジュラーなパーツのように使っていて、シナリオの設計のような感じで、長く続く感情の深い洞察はなさそうだった。2024/01/25

kazuki

15
常に感情を抑えて表に出さないようにしてきた自分にとって新たな発見や気づきを与えてくれた貴重な1冊。ポジティブ感情であろうとネガティブ感情であろうと、優劣を付けずに認知・受容した上で自分の変容を考えるという言葉が刺さった。中盤からは3人の対話形式となっていて、その中で特に「恥ずかしさ」の章にとても共感。まさに自分は「人からどう見られているか」よりも「自分というものを見る」ことの方が恥ずかしい。自分が持つ色々な感情と向き合い仲良くなって、世界をもっと広げていきたい。2022/09/06

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