内容説明
怒りの鉄拳が炸裂する！ 拳ひとつでドデカい夢を！ 勇気と希望の冒険コメディーーー「男の価値ってのはなぁ、どれだけ無茶苦茶やって生きていくかだ」……ケンカの連勝記録を今も続ける畳職人のじーさん。今度は孫の担任だった４０歳下の女性と再婚、一緒に南の島で宝探しを始めた。だが海で遭難してしまい、国中を巻き込んだ大騒動に！ たくましく生き抜く家族を明るく描く、最高の冒険コメディー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井戸端アンジェリか
15
爺様ネタの定番のようなハチャメチャじーさんにクスクスしながら軽い気分で読んでいたら、話はドンドン大規模になってきて最後はホワイトハウスかいっっ! まあいいよ、「三匹のおっさん」よりも痛快ですんごく面白かったよ。2014/04/14
明智紫苑
12
スケールが大きく、痛快な冒険小説。まさしく無敵！ しかし、最後の「解説」は「解説」なのか？ あくまでも、後日談だよね？2015/07/14
Te Quitor
10
最強じーさんの壮大で滅茶苦茶な武勇伝。「小説は事実より奇なり」ですね。舞台設定が無茶苦茶なのではなく、無敵なじーさんが無茶苦茶に暴れまわる物語です。もしこれがフィクションじゃなかったら爽快だろう。エネルギッシュ過ぎる（もはやファンタジーな）じーさんなので、現実感を求めて読書をする方には向かない作品だと思いました。文学的に読むような本ではないので、深読みせずに楽しみたい人にお勧めです。（このじーさん・・・欲しいです。）2012/11/22
スプリント
9
はちゃめちゃなじーさんの活躍を単純に愉しめば良いと思います。感化されていく家族達の活躍もお見逃しく。2018/10/07
sarie
7
タイトルに惹かれて購入（笑）曲がったことが嫌い、権力に屈しない、ケンカ早い、畳職人のじーさんの冒険コメディー。とにかく主人公のじーさんが魅力的でした。後半はお話がかなり大きくなってましたが、私的にはかなり下らなくて面白かったです。本当にこんなじーさんが身内にいたら大変だろうな（笑）2015/06/11
