内容説明
なぜ今、独立なのか? 現在、辺野古新基地建設で政府と対立を深める沖縄。戦後70年、“本土復帰”から43年経った今も、在日米軍基地の74%が集中する現実。沖縄において“戦争”は決して終わっていない。その現状、政府による差別の歴史、琉球国の歴史や民族独立運動、世界の独立運動などをふまえ、琉球人学者が独立の具体的な方法とその未来図を提案する。決して絵空事ではない、実現可能な政治的・経済的道筋が示される。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
プレイン
13
沖縄には真剣に日本からの独立を考えている人達がいることは知っていたが、著者もその一人。琉球国はずっと過去から独立国であり、日本が統治していた時代は1879年から1945年、1972年から現在までのわずか109年しかない。島津藩に侵略されていた時期はあるが琉球王国として江戸幕府から支配はされていなかった。明治政府が琉球処分により日本に併合されてしまう。日本政府は未だに琉球王国が国として独立していたという事実さえ認めようとしない。沖縄の人の基地反対は原点はこのあたりに根深くあるのだろうと感じる。2015/09/27
CCC
8
独立が必要とされる理由についてはいい。ただ実現可能な方法については説得力が足りない。考えられる問題に対し、理想的な展開を思い描くばかりで終わっている。しかし現実そう甘い話ばかりじゃないだろうと、読んだ人の大半は思うのではないだろうか。ネガティブな要素から全力で目を背けている感じがする。それでも現状よりはマシだというなら分かるが、そういう論調でもないし。2018/07/14
K.C.
3
佐藤優さんの本で取り上げられた一冊。前半では、これまで日本が琉球を虐げてきた歴史を丹念に検証している。後半ではタイトルのとおりであるが、実現可能かといわれると、多少の論理の飛躍や「夢」を含んでいると感じるし、何より、(強制併合されたという思いもあるのだろうが、法治国家である以上、)日本国での手続がどうなるのかという点に 触れていないのはやや残念。クリミア併合的なことを考えているのかも知れないが。 自身は沖縄に縁もゆかりもないが、アイデンティティこそ何かを一つにするものであり、推移を見守りたい。2017/11/25
msugimo
3
勉強不足を承知で感想を書くが、歴史に同情するが、書いている内容はあまりにも身勝手。仮に日本に侵略されたのが正なのであれば、なぜ独立国が非武装なのか?侵略の経緯を反省しているのかな?2015/09/20
lovejoy
1
★★★2019/08/01




