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内容説明
おれリュウ。小学生名人――将棋の日本一を目指してる。
あるダセエ理由から、五年生で転校することになった。
そこで出会ったのは、いつも同級生にからかわれている、
マサブーこと、さえないマサユキ。けれど……
「こいつ、いったい何者なんだ――!?」
ボードゲームで、意外な才能を見せられたおれは、
マサユキに将棋を教え始めるが、実力差はすぐに縮まって……!?
こいつが強くなるのを、ずっと見ていたい。でも、負けたくない。
名人戦の県予選、おれとマサユキは対決することに
――お互いの夢をかけた、一対一の真剣勝負!
大人気作家・葉真中 顕のデビュー作が、つばさ文庫に登場!【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ココ(coco)
26
☆☆☆★葉真中さんの児童書という事でしたが、十分楽しめました。小学生の将棋の世界を描いた作品なのですが、これが葉真中さんのデビュー作らしいです。現在の作風とは、明らかに違っていましたが面白かったです。2021/12/22
読書国の仮住まい
3
著者初読み。 小学五年生で県を跨いだ転校をしたリュウ。 彼は将棋で日本一を目指しているが、前年の県大会決勝で負けてしまう。 そこで熱心な父親が、よりレベルの低い県に引っ越すことを決めたのだ。 その『ダセエ』理由でモヤモヤしている。 転校したその小学校でマサユキと出会う。 彼はどん臭さからマサブーと揶揄われているが、所属しているゲームクラブでは下級生を楽しませるため態と負けている。 そんな彼に将棋を教えるとメキメキ上達していく。 とある大会ではリュウが勝つが天才だと確信。 そして県大会決勝、二人は対決する。2022/03/01
ねぎまぐろ
1
★★2023/09/07
かたばみ
1
2010年に刊行された児童書「ライバル おれたちの真剣勝負」私自身が将棋が好きなこともあり図書館で見つけたときに手に取って読んでみて・・・すっかりこの作品のファンになりました。しかし、その時にはもう絶版だったんですよね。複数の本屋さんに版元さんに問い合わせてもらったり、ネットで探したり・・・見つけたと思っても高額になっていて断念して・・・・。それが再販という形でこうして世に出てくれて本当にうれしい!内容も今にあわせて(流行りものとか)アップデートされているし、児童文庫ならではの挿絵やフォント使いで→続く2021/12/18
Kumazon
0
小1 最初少し読んであげたら、あとは自分で一気に読んでた2023/10/30