サイコの世界（１）

著者名：井龍一【原作】/大羽隆廣【著】

講談社（2021/12発売）

• ISBN：9784065262016

内容説明

弱者にも牙はある。反逆の復讐サスペンス！
少女が惨殺された。発見された遺体は、『真っ二つ』にされていた。
犯人は見つからず、まともな捜査もされないまま、その死はすぐに忘れ去られた。
結局、この世界で、弱者は強者に踏みにじられるだけだった。
――しかし12年後、殺された少女の幼馴染、犬棒守が復讐に動き出す。世界が見逃した殺人鬼を、その手で葬り去るために。
長年の計画に唯一足りなかった”パートナー”を見出した犬棒の、過酷な復讐の旅がはじまる！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

☆ 人類は超能力者と無能力者に分かれており、世界は超能力者に支配されている。そんな世界で繰り広げられる残酷な復讐譚。12年前、当時6歳だった幼馴染の少女を超能力者に殺された犬棒守が、超能力者、災原リコを相棒として復讐に臨む。超能力者の力は凄まじく、巨大な物体を浮かべ、人間の肉体を簡単に破壊する。無能力者では絶対に敵わない相手への復讐は並大抵の作戦では叶わない。果たして守はどうやって敵を見つけ、倒すのか。キレイな絵柄で描かれる残酷なシーンは読む人を選ぶと思いますが、先が気になって読まずにはいられない作品。

2022/08/07

[毎日が日曜日]

⭐️⭐️⭐️

2021/12/26

[角]

超能力者が世界を支配し、能力の無い者が虐げられる世界。幼なじみを超能力者に殺された主人公が、パートナーを得て復讐に立ち上がる。いまどきの……というとアレだが、展開が早い。ちょっとユルイ部分も混ぜつつ、超能力者が人を人とも思ってないことがよくわかるエピソードをぶっ込んできて、この先の復讐行の凄惨さを予感させる。つかみはよいぞ。

2022/07/16

[ak]

設定説明巻。

2023/04/16

[らいう]

守さんに某スギモトみを感じる

2022/03/16