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内容説明
民族,国家,宗教,言語…….独自の社会主義連邦の道を歩んできたユーゴの解体から三〇年.暴力と憎悪の連鎖が引き起こしたあの紛争は,いまだ過ぎ去らぬ重い歴史として,私たちの前に立ちはだかっている.内戦終結から現在にいたる各国の動向や,新たな秩序構築のための模索などについて大幅に加筆.ロングセラーの全面改訂版.
目次
はじめに┴第一章 南スラヴ諸地域の近代┴1 オスマン帝国支配下の南スラヴ セルビア,モンテネグロ,マケドニア┴2 ハプスブルク帝国支配下の南スラヴ クロアチア,スロヴェニア┴3 オスマン帝国支配からハプスブルク帝国支配へ ボスニア・ヘルツェゴヴィナ┴4 南スラヴ統一構想の胎動┴第二章 ユーゴスラヴィアの形成┴1 セルビア王国の発展┴2 第一次世界大戦と南スラヴ統一運動┴3 擬制の「国民国家」の成立┴4 進まぬ統合と「多民族性」の承認┴第三章 パルチザン戦争とは何だったのか┴1 ユーゴスラヴィアの分割┴2 パルチザン戦争の展開┴3 「第二のユーゴスラヴィア」の基礎┴第四章 戦後国家の様々な実験 連邦制・自主管理・非同盟┴1 人民民主主義期の改革┴2 理念としての自主管理社会主義の出発┴3 「七四年憲法体制」への移行┴第五章 連邦解体への序曲┴1 チトー以後の諸問題┴2 七四年憲法の修正と「連邦制の危機」┴3 東欧変革の流れのなかで┴第六章 ユーゴスラヴィア内戦の展開┴1 クロアチア内戦┴2 ボスニア内戦への拡大┴3 ボスニア内戦と国際社会┴4 少数者アルバニア人をめぐる二つの紛争┴第七章 新たな政治空間への模索┴1 ユーゴ解体の最終章┴2 ヨーロッパ統合と旧ユーゴ諸国の分断┴3 地域アイデンティティの変容┴終 章 歴史としてのユーゴスラヴィア┴あとがき┴新版追記┴主要参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
夏
BLACK無糖好き
崩紫サロメ
Francis
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