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内容説明
シリーズ累計40万部超のロングセラー『教える技術』の著者で、
行動科学マネジメントの第一人者が、
職場からミスを無くす科学的方法論を豊富な事例と共に解説。
部下の“不始末に日々アタマの痛い全リーダーの必読書。
もちろん「自分のミス」を無くしたい人にもおすすめ!
重大事故や企業の信用失墜を招くきっかけは、
働く人のほんの小さなミス。
それに対して、
「一人ひとりが『自覚』を持って行動すればミスは無くなる」
「『安全意識』が希薄だから事故が起こる」
「ウチの会社は『優秀』な人間が少ないからミスが多発する」
「再発防止のために『始末書』と『改善策』を義務付けた」
……というマネジメントの通念は、実はすべて間違い!
意識の徹底や自助努力では「ミス」は無くならない。
「人間の行動原理」にそった「仕組みづくり」こそ重要です。
ミスが生まれる背景から、何をやってもミスが無くならない理由、
「特定と継続」でミスを無くす仕組みの構築まで、
誰もが身近な事例を用いて丁寧に説明。
目次
[理論編]
●序章:ミスは「意識の徹底」では無くならない
●第1章:なぜ「ミス」が生まれるのか~7つの背景
●第2章:上司の思い込みマネジメントが招くミス~7つの間違い
[実践編]
●第3章:ミスを無くす仕組みづくりの前提~6つの行動メカニズム
●第4章:ミスを無くす仕組みづくりの実践~5つのステップ
[事例編]
●第5章:ミスを無くすヒント集~10のケース
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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18
確かに正論だとおもけど、もっと具体例とかアプローチが不足している感がある2022/03/06
紫の煙
10
ミスを無くそう、注意力を高めよう、いくらスローガンを叫んでもミスは無くならない。ミスを無くすには、行動にフォーカスし、行動を変える仕組みを作ること。これがなかなか出来ていない。コストダウンと効率性を求める昨今の風潮も要因。2024/01/19
たこ焼き
6
意識を上げるのは大事だが上げ方はわからない。意識を持っている人の行動をプロセスに言語化し真似することで意識を形から向上させる。ミスをなくすことによるメリットを感じさせ、何かしらの報酬を与えないと行動しない。1人でできる、というのは圧倒的に確認工数が不足している、という意味。危険分子をゼロにすることは不可能(天災、焦りなど)。00という行動をしていはならない、というマニュアルを作るのは生産性を落とす。2024/02/04
tkokon
2
【即時に・確実に・具体的に】会社課題図書。先行条件(A)→行動(B)→結果(C)○行動を変えるフィードバックは「すぐに」「確実に」「ポジティブに」○なぜなぜ5回よりも「どういうアクションを取るか」をSMORSで(安全・計測できる・観察できる・信頼できる・明確化されている)。○「注目している」というアナウンスも意外に大事。●概ね既知だが、改めて「注目されていることを意識してもらう」「行動は別解釈の余地なく具体的に」「フィードバックは即時具体的に」を再確認2022/04/23
たまごん
1
人の内面に目を向けるのではなく、人の行動に着目して、変容し定着させることで、相手がどんな人なのかなどは関係ない。要するに仕組みを作り、曖昧な指示よりも具体的に、誰もが理解できるようにする事と、人の行動サイクル(abcモデル)が基本となる。2023/10/31