講談社青い鳥文庫 ママは十二さい（２） わたせなかったチョコレート

著者名：服部千春【作】/川野辺【絵】

講談社（2021/12発売）

• ISBN：9784065261217

内容説明

小６の白石まどかのママは、けっこう有名な児童書作家なんだけど、ある日突然、十二さいになっちゃった！　しかもまどかの学校に転校してきたため、同級生になってしまって……。どうしたらママをもとの姿に戻すことができるの？　と悩むまどかは、一つ思いついたことを実行するため、全財産を握りしめてふたたび八幡神社に行くことに。宮司の娘でもある巫女さんに、ママに起こった出来事を説明していると――。

＜小学中級　すべての漢字にふりがなつき＞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Theodore]

シリーズ2作目。1作目で応募し受賞した文学賞の授賞式に出席する話と、ママの12歳当時の素顔に迫る話がメイン。新キャラとしてこの手の話によく出てくるモテモテの先輩がいるのだが、授賞式後の出番が全くないのが笑える。…あと個人的には災害に関して被害者、と言うところがちょっと気になる。被災者と言った方が据わりが良いかもしれず。まぁあくまで個人の意見だが。

2024/12/27