内容説明
今や保守派のシンボル的存在となった著者が、「戦前の日本は悪い国だった」と洗脳された日本人に、「日本は悪いことなどしていない。なぜ日本だけが謝罪と自虐に明け暮れるのか」を冷静に解説。
「日本はいつどこで間違ったのか」を独特の田母神節で語り尽くし、現代の日本人に自信と誇りを取り戻させる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
131
原発の話は論外と思うが、歴史認識はまぁ妥当な所が多かった印象。2015/05/24
Hiro
2
『外交とはテーブルの上ではにこやかに握手し、テーブルの下では蹴飛ばし合うようもの』(下では銃を突きつけ合うだったかな?)と言われますが、どうも日本人はテーブルの上だけ見ていて、下の存在を知らない、もしくは下は見ていない、もしくはそういう行為を卑劣と感じるのか、分かっていても知らない振りをしている人が多すぎると思います。田母神氏の発言および書き物は、このテーブルの下の行為を赤裸々に発信しているものだと思います。甘い性善論に頼っては魑魅魍魎の国際社会では生きていけませんね…2017/02/09
たろいも
2
難しい解説はなく、わかりやすかったです。もっと専門的な、難しい感じがしたんですが、タイトルのように、優しい日本語でした。歴史はともかく、これからの日本をもっと一人一人が立ち上がらなければいけないというモチベーションが湧き上がった。2013/02/15
しょうたろう
2
安定の田母神論。原発肯定だけはいただけないが、あとは正論だと思います。2012/05/19
丸坊主
2
一見暴論のように見えて(一部暴論もあるように感じましたが)、しごくまっとうな発言をしていると、私は感じました。赤木智弘さんの「希望は、戦争」あたりに共感する方々やネット右翼と呼ばれる方々の理論的支柱になっていくのかなぁと感じました。うなずける意見は多く、読んでためになったのですが、そういった面で読む側のバランス感覚が問われる本であるように感じました。個人的には題名が子供っぽくてちょっと残念でした。2012/04/08