作家で億は稼げません

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紙書籍版価格 ¥1,650
  • Kinoppy

作家で億は稼げません

  • ISBN:9784295202318

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内容説明

※本書はリフロー型の電子書籍です。ご購入前にお使いの端末にて「無料サンプル」をお試しください。

【ベストセラーは出せなくとも小説家として生き残るテクニック】

「ベストセラーは出せなくとも好きな本を書いて生きていこう」
……ぶっちゃけた話、『作家で億は稼げません』などというタイトルの本をウッカリと手に取ってしまったあなたは、かなり高い確率で天才ではないと思うのですよ。
しかし、それで正解なんです。本書は、神に愛された天才や、強い運を持って生まれてきたひと向けではありません。
そういった御仁は、放っておいても世に出ていくでしょうし、凡才にすぎない僕が教えられることなど、ひとつもございません。
僕がレクチャーしたいのは「凡才ならではのサバイバル方法」です。やり方によっては長く戦えます。
この本が、天賦の才や運を持って生まれなかった、以前の僕のような小説家志望者の道標になればと思います。
まずは本を出せないと意味がありませんから、ベストなデビューの方法を一緒に考えていきましょう。
(本文より)

〈本書の内容〉
まえあがき――君は生き残ることができるか?
第1章 作家の異常な愛情
・果たして億は稼げるか?
・誰もが新人を求めている
・スカウトとなろう系
・コネを作るのは難しい
・僕のデビュー方法
・新人賞を逃した罪と罰
第2章 原稿に体を張れ
・売れるモノは原稿のみ
・執筆にはパソコンあるのみ
・小説執筆に特化を始めた一太郎
・転ばぬ先の杖ならぬ、転ばぬ先のバックアップ
・新人賞へ投稿せよ
・受賞までのタイムテーブル
第3章 機械仕掛けの編集者
・デビュー作が打ち切り
・献本大作戦
・ハウツー・リライト
・身のほど知らずの野望
第4章 フル・メンタル・ジャケット
・キープ・オン・ライティング
・吉田、ポルノを書く
・ゲラとスケジュールのジレンマ
・陸続たる執筆
第5章 出版と欲望
・ワースト・コンタクト
・トンデモ編集者列伝
・インプットなくしてアウトプットなし
・僕はパクられた
・企画書と離婚
・犬と猫とスカウトデビュー
第6章 アイズ・ワイド・オープン
・戦国架空戦記の衰退
・萌え戦記への傾倒
・女皇の登場
・批評への心構え
・健康こそ執筆の燃料
・コロナに殺された架空戦記
あとあがき――君は修羅場の涙を見る
ほんとうのあとがき 謝辞――あなたに紙のお恵みを
解説――たとえ、億は稼げなくとも 榎本 秋

カバーイラスト 速水螺旋人

〈プロフィール〉
吉田親司(よしだ・ちかし)
1969年5月17日生まれ。福岡出身。現在は岡山在住。19歳で小説家を志し、32歳で処女作『新世界大戦EPISODEIII』を上梓。以後、架空戦記を中心に執筆活動を続けており、著作は本作で107冊となる。主な作品に『女皇の帝国 内親王那子様の聖戦』(ベストセラーズ)、『マザーズ・タワー』(早川書房)、『装甲悪鬼村正 宇宙編』(星海社)、『ラバウル要塞1943』(経済界)などがある。『ナイトランド・クォータリーVOL25』(アトリエサード)では「ワールシュタットZ」を発表し、ホラー小説にも進出。2021年10月でデビュー20周年を迎えた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Roko

35
ありがたい編集者、とんでもない編集者、きちんとした出版社、いいかげんな出版社、いろんな話が出てきます。文章を書く才能も大事ですけど、良い編集者や出版社と付き合っていくには自分が努力する作家であることが大事だというところが、吉田さんがこれまで作家を続けてこられた秘訣なのだと思います。コロナ過で、本を読む人は増えたけれど、肝心の書店が休業したり閉店したり、出版社が倒産してしまったり、作家の皆さんにとっても大変なことになっていたという話は、多くの人に知ってもらいたい事実です。#NetGalleyJP 2021/11/29

くさてる

26
主に架空戦記・ライトノヴェルの分野で活躍してきた作家が語る、作家として生きていくための具体的な職業戦略、といった内容で、とても面白かったです。様々な問題や課題が山積みな業界でもあるうえに、ただ作品で勝負、という言葉は美しいけれど、そもそもみながみなベストセラー作家になれるわけでもない。しかしだからこそ、と努力する姿は、自己啓発書やビジネス書を蹴散らす勢いの説得力。さすが作家。本文内では謙遜されているけれど、作品そのものの仕事量と内容を見れば、これだけの作品を書ける人はやはり才能をお持ちなのだと思いました。2022/02/22

kei

23
著者さん曰く出版社に新人を育てる余裕がなくなり作家も使い捨ての時代になり危機感を持たれて書かれた本。松岡圭祐 さんの『小説家になって億を稼ごう』は良い指南書だそう。ただし天才じゃない大部分の人は億は稼げません、でも生活費なら稼げます、というスタンス。具体的な初版部数の今昔(10年前1万部、令和6千部、文庫は4千~7千部)、なろう系に関する実話から昔にさかのぼって著者さんが書籍を出せた経緯。後半はデビュー後の出来事が書かれています。様々な編集者さんやパクられた経験、好きなジャンル(架空戦記)の衰退などなど。2021/10/30

kubottar

21
ベストセラー作家は華々しいが、あまり売れない(失礼)が何十年も生き残れる中堅作家はどういう手段を使って生き延びているのか?誰でも売れっ子になれるわけではなく、売れなくても自分なりの方法論を確立してサバイバルしているんですね。「秒で1億稼ぐ」系の本よりもこちらの方がいいかもしれない。2021/12/31

のれん

16
架空戦記で戦い続ける作家によるハウツー本。 どういう手法で新人作家になるべきか、なった直後にどういう手段で各編集者にアピールすべきか。 ブームを巻き起こす売れっ子作家ではなく、1自営業者としてどのように自身の商品を扱うかに集中してるのはこの手の作家関係の本にしては珍しいと感じる。 ただデビューして一年で最大8冊書くという速筆には並では真似できないだろう。何徹したんや…… 横に太い業界故に編集者への人脈確保は必須とシビアな醍醐味がある世界。 作家は芸術家と商売人の間をかける職人なのだ。2021/12/01

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