内容説明
人間関係、生産性、やりがい、満足度……
日本の職場は「ワースト1位」!?
職場がギスギスしている……。
そう思ったことはないでしょうか?
残念なことに、それは気のせいではなく、紛れもない真実です。
それも日本の職場は「世界一」ギスギスしていると、国際調査で明らかになったのです。
日本の職場のどこに問題があるのでしょうか?
本書では、350以上の企業・自治体・官公庁で職場コミュニケーションと組織風土の問題に向き合ってきた著者が、
豊富な実例とデータを基に、職場のギスギスの原因を掘り下げ、働きやすい職場に生まれ変わるためのアイデアを提案します。
こんな職場は危険信号
●コロナ禍以前と働き方は変わらない
●誰に何を聞けばいいのかが分からない
●「○○さんにしか分からない仕事」がある
●部署間の連携が取れない、敵対している
●新しいことに挑戦しにくい
●雑用が多くてスキルが伸びない
●正社員と非正規社員に大きな格差がある
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAKA
22
自分が思っていることを代弁してくれている。 コロナで出勤する人減らさないといけないからって準備も無くいきなりやった所で、そりゃあ能率下がるわだし、通勤にしたって、満員電車疲れるし、時間かかるわで最悪。都心はさらに人多過ぎるから人が邪魔でスムーズに移動出来ないから乗り換えもストレス。 日本の未来は暗いなと思う。2023/02/05
takka@ゲーム×読書×映画×音楽
18
やっぱり日本はコロナを経験しても働き方は全然変わっていないのかなとこの本を読んで感じた。人材不足は給料の面や環境・制度の面が変化しないことからくると思う。他にも、ほぼ毎日出社しないといけないのもおかしいし、満員電車の疲れは考慮されていないし、体育会系のノリは改善されない。特に印象に残ったのは「新しいことに挑戦しにくい」という部分だ。大学時代のアルバイト時代、店長に提案をしてみたことがあったが、拒否され、そこからまたやる気が下がったのを覚えている。雑用が多いというのも新卒入社時代を思い出した。2021/12/11
奈良 楓
14
悪い本とは思いませんが、特に目新しさは感じなかった。私の勤める会社は古く進んだ会社とはいいがたいですが、この本を読んで何かできるかも、というわくわく感は発生しなかった。重ねてになりますが、悪い本ではありません。2023/04/26
かめぴ
9
手に取るでしょう。笑。ギスギス中のギスギスで神経擦り切らしている身としては…公平すぎて不公平、膝を打つ。スキルとキャリアによるギスギス、テレワーク導入で仕事してる人と昼寝してる人でギスギス…これらは上司が読んでも変わらないだろう。。と静かに閉じる。2022/03/12
Toshi
6
専門家でも有効策を見出せないことがよくわかった。そもそも長年蓄積した負の企業文化をその文化を作り上げた人々で解決するのは至難の業である。かといって社員を簡単に入替えもできないので完全にデッドロック状態。有能な人々や若年層は諦めて転職を第一選択肢に選ぶのだろう。残された社員は会社資産を食い潰しつつタイタニックが沈む迄は船体にしがみつくしかなさそう。皆で平和に企業文化変革しましょうは諦めて、時代逆行かもだが有能なワンマン経営者が独裁で変革進めるは難しいかな?日本にはそんな経営能力のある人材が殆ど居ないか、、2022/02/24