内容説明
いま、立ち止まって考える
何が正しいのかを見極める思考法
◎ワクチンを打ってもマスクは着ける?
◎治療薬とワクチン、どっちを頼る?
◎新型コロナ対策は大げさすぎない?
◎ワクチンを打ったら出社する?
◎ワクチンを打ったら外食OK?
「正しいこと」はどうやって決まるのか。
「正しい」と、誰も保障できないときに
わたしたちはどう心を決めればいいのか。
目次
はじめに ――いま、立ち止まって考える
第1章 新型コロナを考える基礎知識
第2章 いよいよ登場、治療薬が効くメカニズム
第3章 ヒトの免疫系とワクチンがタッグを組む
第4章 「変異ウイルス」は本当にコワいのか?
第5章 いま、そこにある新型コロナ感染対策
第6章 科学はどうやって「正しさ」を保証しているのだろう
第7章 わたしたちはそこそこ“正しかった”?
第8章 正しさを誰も保証できないとき、どうするべきか
おわりに ――何が正しいのかを見極める思考法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつのすけ
36
第6波にある今、自分自身の今までの行動が正しかったのか、振り返るために読んだ。この答えは、10年後、20年後でないとわからないであろう。当たり前だが、あらためて認識した。早く収束して、マスクなしで、出かけたいものだ!2022/02/19
ぐっち
23
テレビでもすっかりおなじみになった峰先生と記者Yこと山中氏の対談第二弾。情報や論文の正しさに関しては、かなり辛辣な「ブラック峰先生」も顔を出し議論も白熱。テレビと見比べてこの本の面白さは、山中氏の絶妙な(たぶん受験で生物を受ける高校生なら「ああ、あれなー」ぐらいの)レベル設定と、コロナの理解ではなく、情報の受け取り方のほうに重きを置いていることにあると思う。唯一の不満は、前回に合わせて新書で出してほしかった!2022/01/15
kitten
21
図書館本。コロナの病態、治療薬、ワクチンについての情報と、科学の考え方について。科学者は常に、自分が間違っていないか恐れ続けていないといけない。「間違いない」とか思ってしまうと、とんでもない方向に突っ走っているかも。すぐに答えを求めてはいけない。峰先生によると、わたしたちは「そこそこ正しかった」。世界的にみると感染者、死者数とも成功している国。他国とくらべて、国民が平均的に優秀で、みんながしっかり感染対策できてるから、とのこと。ただ、このあとオミクロン株が登場するんだよね。。それでも、日本は頑張れる。2022/02/14
GX
11
「対談」って、あまり読まないのですが、これは面白かったです。内容自体に加えて、質問と回答の仕方、言葉の定義など、とても勉強になりました。2024/06/09
tokkun1002
11
2021年12月。文字を追わないと分からない。馴染みにくさがあるのだけれども、納得するのに良い本と思う。判断がゼロイチではないことを多くの大人は理解できる。が溢れる情報の見方を知らないのでこれは役立つ👏2022/01/08
-
- 電子書籍
- スパイ教室4部 燎火【分冊版】 6 ア…
-
- 電子書籍
- 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚) …
-
- 電子書籍
- 半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム―(…
-
- 電子書籍
- スリースター(11) サイコミ×裏少年…
-
- 電子書籍
- 猟奇的な妻【タテヨミ】#50運命共同体…