エレガント・シンプリシティ 「簡素」に美しく生きる

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エレガント・シンプリシティ 「簡素」に美しく生きる

  • 著者名:サティシュ・クマール/辻信一
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • NHK出版(2021/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140818831

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内容説明

こころをこめてマインドフルに生きること、それがシンプリシティ。

世界的名著『スモール・イズ・ビューティフル』を著したE.F.シューマッハーの意思を継いで、イギリスのエコロジカル雑誌「リサージェンス&エコロジスト」の編集主幹となった先駆的エコロジスト、サティシュ・クマールが、いま世界に「簡素」に生きることの素晴らしさを説く! 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい始めたとき、カナダの若者たちの共感を得て話題となった本がいよいよ邦訳。

「大量生産という産業のありかたは、醜い文明をこしらえてしまったのではないか。私たちは数字に支配され、経済にとりつかれ、スピードのとりこになっているが、これら三つは美しさの天敵だ。――
――日本には「わび」「さび」という美学的な概念がある。そこには「飾りけがない」「気取らない」「謙虚」などの意味が含まれている。高級そうで、華やかで、大げさで目立つものである必要はない。ザラザラ、ゴツゴツしていたり、あっさりしたりしていてもよい。ありのままで、手がこんでいない。まさに「わび」と「さび」には〈エレガント・シンプリシティ〉、簡素で美しい生きかたが表現されている」―――(本文より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あまね

13
『最高の人生をつくる授業』が素晴らしかったので、サティシュ・クマール氏の他の著作を…と手に取りました。クマール氏の哲学がギュッと凝縮されている本書は、混迷に満ちている今を生きるヒントが散りばめられていました。私が特に響いたのは『循環』についての言葉の数々。『自然ではすべてがサイクルの中にある。時間のサイクル、命のサイクル。全ては輪を描いている。』循環とシンプルさを意識して考えると、色んなことが見えてきます。2023/12/24

Yukiko

8
サティッシュ·クマール、インドの田舎で生まれ、ジャイナ教の少年僧、その後世界中をお金を持たずに放浪、イギリスに落ち着くと、エコロジーの世界観を何十年リードし続ける雑誌を発行、子どもの学校、世界からの学者、学生を受け入れる大学院大学を建て。 感銘を受けたのはお母さんの亡くなり方だ。彼女が死に向かう断食を始めたと聞いて、親戚縁者が次々と別れに集まり、その1ヶ月はお祭りのようだったと。 精神性の高さという文化資本もあるのだろうか。 私は都会のカオスの中で、塵芥に塗れて暮している。 2022/06/19

けん

6
★3.02024/03/17

ひめぴょん

6
「シンプルに生きる。そうすれば、他の人びとも生きられる(ガンディー)」という教えに感化された著者の理想を説く書。精神のシンプルさというのが一体どういうことなのか。そこは抽象的でよく分かりませんでした。いろいろなものをそぎ落としていくところに満足感が生まれるような気がしました。以下は文中引用とミニ感想です。モノを手に入れては消費するような生き方は、弱い立場にある人びとや自然を犠牲にする。ほんとうは必要でもないものを追いかける時間とエネルギーを消費している。ぜいたくな暮らしは無駄、汚染、貧しさを生む。精神のシ2022/04/02

Go Extreme

3
マイ・ストーリー―私の物語: 地球巡礼者として見た世界 人生は巡礼の旅 エレガント・シンプリシティ―「簡素」に美しく生きる: 最小限の美 エゴからエコへ アーティストたちの社会: アーツ・オブ・リビング 行いのヨガ: 自然こそが神 学びと人生: 教育は引き出すもの よき関係―私たちはみな、つながっている 無限の愛 ゆるしの力: ゆるしは未来を変える 対立するもの同士のダンス ディープ・シーイング―深く見る 見ることと聞くこと 科学とスピリチュアリティの融合 ソイル・ソウル・ソサエティー土と魂と社会2022/01/03

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