内容説明
僕が53年間インテリアや住まいのデザインに携わってきて感じるのは、
上質な暮らしとは自分にとって本当に必要なものを吟味し、
長年にわたって愛用できるものに囲まれて過ごすことだ。
(「Prologue」より抜粋)
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上質な暮らしは誰にだって手に入る。
小さな住まいでも、多くのものがなくても、暮らしの質は上げられる。
例えば、朝窓を開けて日光や風を浴びることに喜びを感じる人。
ものがほとんどない部屋で、一つの椅子に座り本を読む時間を好む人。
そして友人や家族とゆっくり食卓を囲める空間に幸せを感じる人……。
人によって幸せの感じ方は違う。
だからこそ、誰かの真似ではなく、
毎日の暮らしのなかで何によって心を満たされるのか、
そこに何があってほしいのか、じっくり考えてみることが大切だ。
この本では上質な暮らしとは何かを、
「Simple」「Elegance」「Mindful」「Peaceful」「Relaxing」「Essential」の6つのテーマに分けて伝えている。
1日の始まりにパッとページを開き、
書かれていることを心に留めてその日を過ごしてみると、
いつもと違った視点で暮らしを見つめることができるだろう。
そうすると、「本当に必要なもの」は自ずと見えてくる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
3
なんと我が家のインテリアの伴奏者の一つであるセンプレ(五反田時代から通ってます!)、ファミリアの子息でしたか!「僕はボンだから恵まれていたのではなく、実力で…云々」いいながら、母親をちらつかせるところにエレガンスさが見えない(父親も商社の重役)。そのせいで、基本的には思想書のこの本も妙にじめっとしたいけすかない本に見えて、買ったさまざまなインテリアグッズや家具(フクラ、 使ってます!)が「デザインは素敵だが、使いづらい」という生活に寄り添ってないものが多いことに気づく。2022/06/10
あおい
1
図書館本。”優美で品格のある生活は、「お金」からは生まれない”…なんてことだぃそんな素敵生活を与えてくれる空間である”家”も名のあるご自慢の”家具”も「お金」で用意できた上質な暮らしなもんじゃろぅて…なんとなく釈然としないご令息のご主張なのでお金さんにそんな失礼なこと言ってると背かれちゃうぞ~とオカルトを言ってみてみるw2022/10/29
yukot
0
★★★★2022/01/10
みるみ
0
まだ1月ですが、2022年に読んで良かった本1位です。何十年も芸術に触れ、考え抜かれた方は、言葉選びも抜群に素晴らしいのか...と思うほど見出しから既にカッコよく、「どんなことが書かれてるのかな?」ってページをめくる度にワクワクした。自分の周りに芸術を生業にする人はいないので、こういう本で、アートに精通している人の考え方やセンスを吸収出来て本当にありがたいと思った。「私にとって、上質な暮らしは何か?」をもっと考えて、大量消費社会の中で無駄な買い物を減らしたいと思った。2022/01/30
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