内容説明
龍神の卵の中身は白骨死体!
解体され人間テーブルにされた若者!
奇抜な現象連発の“B級本格ミステリー”
宮村は店舗設計を任されているコルバカフェのオーナー神谷から龍神池近くの別荘にコルバカフェの社員たちと共に招待される。しかし、道路に繋がる吊り橋が斜面の崩落によって落ちてしまう。山道を迂回すれば戻ることが出来ることから落ち着いていた一同だが、深夜密室状態の部屋で神谷が殺されていた。
この謎を解き明かすことができるのは、名探偵・蜘蛛手啓司だけだ
大がかりなトリックとその解明により全体像が見えたとき読者がはたと膝を打つ――そうした作品というのは見果てぬ夢に近く、挑戦は時に無謀だ。門前典之はその無謀な夢に挑み続けている。(解説より:松本寛大)
目次
モノローグ
プロローグ 二〇一〇年夏 龍神池
一 二〇〇五年夏 マイクロバスはコルバ館へ [宮村 記]
二 佐伯 徹 二二歳 建築業の場合 [野黒美ルポ]
三 二〇〇五年夏 吊橋崩壊す [宮村 記]
イントルード
四 二〇〇五年夏 密室殺人 [宮村 記]
五 真鍋美紀 四七歳 主婦の場合 [野黒美ルポ]
六 神谷明殺しの捜査 [宮村 記]
七 捜査 翌朝 [宮村 記]
八 近藤里香 一七歳 女子高生の場合 [野黒美ルポ]
九 襲撃そして脱出 [宮村 記]
一〇 二〇〇六年夏 コルバ館再び [宮村 記]
一一 繰り返される夜 [宮村 記]
一二 密室殺人再び [宮村 記]
一三 渡辺幸子 三九歳 介護職員の場合 [野黒美ルポ]
二〇一〇年晩夏 蜘蛛手探偵&建築事務所 [宮村 記]
蜘蛛手 龍神池へ [公佳の記録]
龍の卵の引揚げ [宮村 記]
襲撃事件の真相 [宮村 記]
卵の密室の謎を解く [野黒美ルポ]
宮村 事件を推理する [宮村 記]
世界最小の密室 [宮村 記]
解明 [宮村 記]
エピローグ [宮村 記]
解説 松本寛大
感想・レビュー
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雪紫
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