内容説明
この俺を野蛮人にしてくれる、狂わせてくれる、そういう食べ物の中に間違いなくカレーライスがある(本文より)。焼肉、ラーメン、とんかつ、ナポリタン、大根、塩辛、立ち食いそば、キャベツ……。『孤独のグルメ』原作者である著者が、愛する二十六品目のメニューについて、熱く語ります。あなたはこのエッセイに抱腹絶倒しながら、やがて激しく共感している自分に気付くでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴンゾウ@新潮部
102
「孤独のグルメ」の大フアンです。番組終了時の怪しいドリンクを飲む久住さんの笑顔がいいですね。そんな久住さんの食エッセイ。ご本人はこだわりはないと言ってますがなかなかのもの。確かに不健康と分かっていても下品なものを食べたい時がありますね。夕食後に読みました。よかったです、夕食後で。空腹だったらきっと黙って読んでられません。2016/09/24
ちょろんこ*勉強のため休止中
63
さぞやコテコテなB級グルメオンパレードかと思っていたら、「納豆」や「おかゆ」、それどころか「大根」や「キャベツ」なんかの食材までも出てきてバラエティに豊かな一冊。「あんぱん」「カップヌードル」に出てくるイノウエ君がツボだわ~(^ω^)クラスに一人はいるような...久住さん行きつけの神保町の『天丼 いもや』はずっと行ってみたい憧れのお店です。いつも神保町に行くとカレー屋に向かってしまうけど、今度こそ思い切って入ってみるわ!4コマ漫画も面白かったし気軽に読めて楽しい本でした。2013/12/18
幹事検定1級
40
深夜テレビで人気のあった「孤独のグルメ」(テレビで放映する前から私は漫画を愛読していましたが)作家の久住昌之さんの食べ物エッセイ。世界観が自分と似ていまして、一気読み。夕飯前は読めないですね、よだれがでてしまいます。おもしろかった!2015/02/25
Carlos
38
東海林さだおの食べ物エッセイより読みやすかった。2021/10/30
saga
37
まるで『孤独のグルメ』の五郎さんのモノローグが本になったようだ。原作者だから当然と言えば当然なのだが(笑)イラストと4コマ漫画のギャップがすごく、私的には4コマ漫画はなくていいです。「いもや」の天丼、ぜひ食べたい!2015/12/11