単行本コミックス<br> 幻妖能楽集

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紙書籍版価格 ¥1,100
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単行本コミックス
幻妖能楽集

  • ISBN:9784041117330

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内容説明

少女漫画家・波津彬子が日本文化の神髄・能の世界を漫画化!
幽玄の世界がコミックで楽しめる。解説コラムも充実!

「刀剣乱舞」でも人気の刀剣・小狐丸のエピソードである「小鍛冶」、テレビドラマの題材にもなった死後も続く親子愛の物語「隅田川」、そのほか「葵上」「定家」「羽衣」「道成寺」など……
死者の魂や異形のものなど、“この世ならぬもの”と響き合う、著名な能楽作品を美麗な絵でコミカライズ。
金沢能楽美術館の山内麻衣子による解説コラムも作品ごとに書き下ろし。
能楽について興味を持ち始めた人にも、一歩進んだ作品解説を求める人にも。

「幽」「Mei(冥)」「怪と幽」掲載の、美しき能楽怪奇幻想コミックがついに書籍化。

第一番 葵上 
第二番 定家 
第三番 小鍛冶 
第四番 羽衣 
第五番 清経 
第六番 通小町 
第七番 紅葉狩 
第八番 猩々 
第九番 隅田川 
第十番 道成寺 
第十一番 海人 
特別番 夢野久作「あやかしの鼓」によせて
対談 波津彬子×山内麻衣子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

28
能の演目を波津彬子がコミカライズした『幻妖能楽集』。タイトルは三島由紀夫の『近代能楽集』を意識してのことだろう(命名は東雅夫らしい)。監修者である山内麻衣子のコラムでも指摘されているように、能は削ぎ落とされた舞台に見えないものを観る芸能であり、それを漫画で描くことはかなり困難な作業だったはず。波津は単にストーリーを追うのではなく、削ぎ落とされた能の美学を前提に漫画にしている(一話が10ページ前後という枚数も能に合っている)。山内のコラムも収穫が多い。(つづく)2021/12/12

23
数ある能の演目の中から十一番、波津さんの幽美でしっとり情感漂う作画で漫画化した一冊。能…敷居が高すぎて(寝落ちしそうで)本日現在未鑑賞の私。巻末の対談で能は「説明しすぎない」芸能である事に触れられていて、深く納得。細やかな所作や装束に込められた意味、舞台の上での最低限のお約束を把握していれば、それだけ深く楽しめるものなのだろう。一番一番はとても短いけれども、ちびりちびりと嗜むように読んでいたら、読了まで思いの外時間がかかってしまいました。金沢能楽美術館学芸員さんによる解説付きなのも有り難かったです。2021/12/27

しましまこ

16
美しい世界。2022/01/12

凛風(積ん読消化中)

16
能をコミック化したもの。能や文楽がとても好きなのに、実は生で見たことはない。そんな私でも知っている作品が11篇、ずらっと並ぶ。多分、超有名な演目ばかりなのだろう。解説もついて、入門書としてもなかなかなもの。実際は能面をつけているわけで、しかも、山も海もないところで、それらを感じさせるように演じるところが、能の醍醐味だと思う。何もかも削ぎ落とした芸能だ。だからこそ、見る側に素養がないと分からないことが多い。その基礎知識を丁寧に補った上で、基本的には霊の物語を、舞台の雰囲気を壊さず妖しく描いて、魅力的だ。2021/12/24

高宮朱雀

15
日本古来の芸能である能。狂言と共に敷居の高いイメージがあり、おいそれとは観に行き難いモノだが、この書籍を以て作品の概要や豆知識を知る事が出来るし、ややではあるが身近に感じられるようになった。 11作品のどれも魅力的で、いつか演目のいずれかを目にして見たいと強く思ったし、直接的、間接的に関わらず、自身の心を震わせる一冊だった。2021/12/01

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