内容説明
独身でも、既婚者でも、子供がいてもいなくても、人生を切り拓けるのは自分だけ! ひとりのベテランが贈る、明るく生きる82のヒント。“未婚のプロ”ジェーン・スー、“大人婚の先輩”高橋ひとみとの対談つき。
時には仕事仲間、時には家族や親しい男友達や女友達に支えられたからこそ、今の私があります。人はひとりでは絶対に生きていけない。周りの人たちのおかげで生かされています。だから、他人を大切にしたり、誠実でいたりすることをずっと忘れないように生きてきました。(本文より)
1章 ひとり暮らしの「自由と責任」/2章 ひとり身には「恋愛=希望」/3章 ひとりだから「仕事に全力投球」/4章 ひとりにしみる「家族のありがたみ」/5章 ひとりゆえに「友情は宝」/6章 ひとりで生き抜く「心の作り方」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
96
TVに出てくる彼女は大好きだが、真実かはわからない宗教がらみの噂で、ちょっと敬遠気味な役者さん。還暦を過ぎて、体力減少や今どきの芸人事情を嘆きながらも、衰えぬ役者としてのあり方や、充実した私生活はお見事です。おちゃらけて、自身を揶揄したり、結婚をネタにしていて、文章も柔らかいが、理詰めの人。舞台人に多いタイプだが、もっと原始的な理詰めを感じました。あまりに、理を突き詰めると、たまに変なとこに到達しちゃう人、いるよね、と自身の知り合いを思い出しちゃいました。巻末のジェーンスーとの対談は、面白かったです。2023/07/17
くろにゃんこ
28
「メレンゲの気持ち」が終わってしまってから観ることがなかったのですがお元気そう。真面目で気配りのひとのイメージそのままにいろいろ綴っています。イラストがいいですね~本人そっくりです。2023/10/09
ケイプ
26
久本さん、とっても素敵な生き方をされているんだなぁって思いながら読みました。破天荒でありながらすっごく真面目!とご自分でおっしゃっていますが、本当に真面目で周りに気遣いのされる方ですね。私ももうすぐ60。久本さんの言葉に共感したり、ハッとさせられたり。「桜梅桃李」他人と比べるのではなく、自分らしい花を咲かせられたらはなまるですね。2022/08/20
ベローチェのひととき
25
某リサイクル本屋を物色していて手に取った本。久本雅美のエッセイ集。どうも著名人のエッセイが好きで読んでしまう。周りの人々を笑わせるのが好きなんだなとつくづく思った。雅美さんの好きな言葉「桜梅桃季」だそうです。一人一人生き方に個性があっていいと言う意味だそうです。最後に、生涯現役の目標に向かって、これからも、よろちくび〜と言っていました。2024/06/09
milk tea
17
テレビでも、たまに真面目に語られているのを拝見します。 仕事に対する姿勢、周りにいらっしゃる方に対する気遣い。 温かいものを感じました。2022/10/19