内容説明
本書は、小室圭さんとご結婚された眞子さまの、世間で言われる「駆け落ち婚」から浮かび上がる、皇室女性たちのメンタルヘルスの問題、日本の女性の自由と「個人の意思」の問題などに焦点を当てる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんさん
11
タイトルの眞子さま以外に、美智子さま、雅子さまのご苦労を記し、さらに日本の女性の置かれた状況を考察する本。私たちは常識と思い込んでいるものに、どれほど捕らわれているのかが分かる。著書は「日本の伝統的な家族観」や明治民法の影響と社会のミソジニー的傾向を女性の仕事・教育・結婚の状況をあげ指摘。(おそらく男性には反対方向の社会的圧力があるのだろうが)「私たちの血税を使って生活している人には何を言っても許される」という風潮は論外。著書の言う「自分で決めて、自分で生きていく」ことを尊重し、より自由に生きたいもの。2024/01/13
読書は人生を明るく照らす灯り
10
📕読んだ理由📕今にしてなぜあそこまで、眞子さまのバッシングが酷かったか知りたくなった 📘読んだ感想📘皇族の女性が適応障害に苦しむ理由が分かった気がする。皇族の女性のメンタルヘルス問題に関して、専門家の先生が見解を導き出す事が大事。 📗読んだ後の行動📗象徴であり、血税で暮らしている皇族のプライベートを好き放題報じていい。という思考を変えてみる。2022/07/28
skr-shower
2
宮内庁に上手く守ってもらう選択肢を取れない宮家なのか?「父の娘」的な危うさを海外公務で感じたけれど、娘二人が母との付き合いを深められなかったのか。どの国の王室も精神的にまいる人がいるのは否人間的な制度だからか。江戸時代なんて重きを置いていなかったのに。2021/11/22