- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
データ分析のための手法は、統計学の考え方に基づいています。だから、本格的なデータ分析に取り組むためには、統計学の知識と考え方を身に着けることが不可欠。にも関わらず、既存の統計学の本は「数学的な記述ばかりの難解な専門書」もしくは「広く浅くの超入門書」ばかりで、「データ分析の前提となる統計学」を本格的に学ぶには厳しい状況だと言わざるを得ません。対して本書は、データ分析には必須な仮説検定から統計モデリング、さらに因果推論、ベイズ統計、機械学習、数理モデルまで幅広いトピックを網羅的に扱っています。
記述については最大限にわかりやすく、数学的な説明をできるだけ減らし、図を多用することで、数学に自信のない読者の方でも読み通せるように工夫しました。統計学に苦手意識・不安のある方、文系の方やこれからデータサイエンスを本格的に始めてみたい方、生物学・医学・心理学などの研究分野でデータ分析が必須の学生の方など、統計学をきちんと学びたい全ての方に向けた一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
46
蔦屋で見てAmazonでポイント少しだったが奮発して買った。かつてやってたデータの分析は主成分分析であった。あれからやり直していくしかないのかも。。2022/10/22
ぶう
15
統計学全般を網羅的に学習できる書籍。なるべく数式を使わず言葉での解説がなされており、数学が苦手なビジネスパーソンにも分かりやすい構成。浅く広くといった構成であるため、以前学んだ統計学の全体像をを思い出すのには丁度よい内容であった。内容的に興味深かったのがp-hackingの項目。統計学では習慣的に「p<0.05」を使用するが、これは結果を見つつ行えば、割と簡単に有意差ありに見せかけることが可能。そこを境目として、研究者の成果が変わってしまうこと考えれば、意図的に行ってしまう危険性は十分に考えられる。2022/08/15
むらさき
13
数式が最小限に押さえられてるのに、めちゃくちゃ分かりやすい。 統計学で使われる道具の意味や裏側を説明してくれる。 実際の計算はライブラリに任せて出てきた結果を解釈するのであれば、この本くらいの説明で十分なのかと納得しながら読めた。 ただ手を動かすとか実際のデータと格闘することは必須だと思っているので、『この本』⇒『kaggleなどデータコンペ』⇒『数式をしっかり追う教科書』みたいな流れがいいと思う。 この本自体は統計学への参入難度を大幅にさげることに成功はしていると思うので、オススメしていきたい。2024/02/18
わたなべ
12
良著。入門書の位置づけだが正直侮っていた。数式は極力省かれているものの、かなり網羅的かつ丁寧に書かれている。各式の定義が正確に書かれているのも良い。数式の導出などの詳細は他の参考書に譲るものの、知識が抜けていたり忘れている部分を復習する際には、とてもためになる本だった。2022/02/20
かすみ
7
統計学の基本を薄く広く学ぶには、良い本です。文系の私は結構難しかったです。データサイエンスの話がもっとあれば、よかったです。2022/03/30