内容説明
隣国へ嫁ぐ直前、原因不明の病に倒れ、昏睡状態に陥った王女アレシア。
そこに現れたのは医師で伯爵のジャン・ルカだった。
彼によりアレシアの病は少しずつ改善していくが、
門外不出という彼の治療はなぜかひどく淫らなものだった。
ふたりきりの部屋で組み敷かれ、“毒素を抜く”ための淫靡な行為は繰り返される。
無垢なアレシアは彼を信じて治療を受け入れ、やがて恋をするようになるのだが、
ジャン・ルカにはある目的があって……。
謎の病に苦しむ王女×得体の知れない妖艶な医師、淫らな治療は執愛の罠!?
目次
序章
一章
二章
三章
四章
五章
六章
七章
八章
九章
十章
十一章
十二章
終章
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
24
スピンオフのほうを先に読んで、けっこうツボだったので手に取ったのですが、うーん、こっちはそこまでツボらない。謎。ヒロインが何もしないのが好きじゃないのかな~?お城中歪んでいて、最後にはヒーローが比較的まともに思えてくるすごい作品。2020/04/11
やまと
11
この作者さんのお話は、私のツボのようで、とても面白かったです。ヒーローは壮絶な過去があり、それが駄目な 人には駄目かも知れません。 登場人物全員が病んでいて、ヒロインが純粋と言うより、愚鈍に感じたした。(笑) ヒロインのためなら、平気で人を殺めちゃうヤンデレヒーローの思いを 嬉しいとか感じちゃえるヒロインもちょっと変なのかも知れませんけどね。2018/11/03
うさぎや
9
ヒロイン逃げてーーー!となる。まあ本人は何も知らずに幸せになれそうですが……2018/11/11
れーち
7
★★★★☆2019/01/26
もずく
7
止まらなくて一気に読んだ。読み応えがあってとても面白かった!ヒーローがヒロインを手に入れるために黒さを極めてて、でもヒロインがいる城は狂ったゲス達揃いで歪んでる。ヒーローがゲス達を策で次々出し抜くから読んだ後清々しい。情け容赦なしだから人を選ぶ話だと思うけどだからこその面白さだと思った。この作家さんの氷の王子と同じくらいお気に入り。2018/11/03
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