内容説明
必ず知っておくべき腎疾患の診察・検査を深掘り解説!診察・検査のポイント,ピットフォール,精度・特性,限界までわかります.正しい知識と根拠を学び,自信をもって腎疾患に適切に対応できるようになります!
目次
序
Color Atlas
執筆者一覧
第1章 診断・検査の特性,診断/予後予測ツール
1.診断・検査における感度/特異度とは?
2.診断・検査における陽性的中率(PPV) /陰性的中率(NPV)とは?
3.診断,検査における陽性尤度比,陰性尤度比とは?
4.腎疾患における診断/予後予測ツール
第2章 圧/ 管雑 ・体液量の評価
1.正しい血圧測定方法と血管雑音
2.細胞外液量減少時の身体所見
3.細胞外液量増加時の問診と身体診察
第3章 腎疾患の診断に必要,または関連する画像検査
1.体液量の評価
1細胞外液量減少時の画像診断 動的指標とエコー診断を中心に
2腎うっ血の画像評価「The VExUS Grading System」
2.腎臓の画像検査
1CT
2エコー
3.心腎症候群
1 電解質異常で生じる心電図異常
2心不全と腎不全:心腎連関
第4章 腎疾患に関わる 液検査と尿検査
1.そもそも腎機能とは何か?
2.尿細管障害マーカーとは?
3.NaとClからわかること,Clって必要?
4.AGは下がることもある.AGの原理を理解しよう
5.腎不全患者のトロポニンT,BNP,NT-proBNPは基準値ってあるの?
6.腎不全患者のプロカルシトニン,プレセプシンは基準値ってあるの?
7.蓄尿検査と尿蛋白定性・尿蛋白定量検査
8.尿定性検査を使いこなそう すべての結果を見て見ぬ振りをするな!
9.Fractional Excretion of 〇 〇とは
10.FEKとTTKG
第5章 腎疾患別の 体所 ・ 液・尿検査と腎 検
1.急性腎障害
2.急性尿細管間質性腎炎
3.尿路感染症
4.二次性高血圧の身体所見・症状
5.尿毒症症状とは一体何か?
6.腎生検について
第6章 専 家に聞く 腎疾患関連重要事項から全患者さんへ注意を向けよう
1.腎不全患者のポリファーマシー
2.腎不全患者のワクチン
3.腎臓内科医の現在・未来
索引