内容説明
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悩んで、とまどい、落ち込んだとき――
いつも喫茶店が助けてくれる。
これからのあなたを支えてくれる喫茶店を、
イラストとエッセイで柔らかく処方します。
・雨の日に気分を明るくしたい
・都会の真ん中でも旅気分を味わいたい
・とにかく「ひとり」になりたい
・朝から気分が上がりません
・家に直帰したくない
・一瞬のカフェタイムでもくつろぎたい
・悩みごとをちっぽけにしたい
・落ち着いて打ち合わせをしたい
・どっぷりと喫茶に浸かって、スッキリしたい
・人見知りだけどカウンター席に座ってみたい
・自分を大切にする時間をつくりたい
・巣ごもり期間も心を動かしたい
――そんなとき、どこに行く?
全36軒の喫茶店をご紹介。
この本を持って、あなたも自分自身に喫茶店を処方してみるのはいかが?
「わたしにとって、いや、喫茶店を愛好する人たちには、喫茶店を、日々の味方につけるために使っている人も多いはずだ。それは、劇的に効くものではないけれど、いつの間にか元気を底上げしてくれる、ゆっくりと効くおくすりのようだ。
わたしは、内なる引き出しにたくさんのお店を持っておき、いざ出かけるときに、パパッと頭のなかで検索して、「これだ」という喫茶店を、己に処方するように選んでいる。滞在は一瞬だけれど、効用は数日続くこともある」(本文より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいぱぱ
75
イラストレーター飯塚めりさんによる「喫茶の効用」に関するエッセイ＆お店のガイドブック。めりさんはひとりで喫茶店に行き、メモ書きやスケッチを描きながら心のデトックス効果を促してるようだが、ひとりで喫茶店になかなか入れないシャイボーイな僕にはとてもカッコ良く思える。だいたい僕はいつもと違うシャレた空間で美味しいものを食べたいだけなのだ。早くひとりで喫茶店を味わえる大人になりたい。紹介されてたお店でただひとつだけ八重洲ブックセンターの『ティファニー』だけ行ったことがあります。本の山脈を見下ろす空間、懐かしい。2022/03/02
佐島楓
73
「雨の日に気分を明るくしたい」「どっぷり読書にひたりたい」そんなもろもろの悩みがあるとき効くのが喫茶店、というコンセプトの本。イラストで紹介された店内やメニューなどがとてもかわいく、お店に行ってみたいという思いが強くなる。閉店を決めてしまった店舗も少なくなく、厳しい時勢がうかがえるが、数年前のように、ふらっと入ったお店で思いがけず美味しいものと出会うというごく普通で幸せな日常が早く戻ってくるといいな。2022/02/02
ばう
71
イラストと文章で構成された喫茶店ガイドブック。「雨の日」「旅気分を味わいたい」「とにかく一人になりたい」「落ち着いて打ち合わせたい」など色んなシチュエーションに合ったお店をとっても可愛いイラストも加えて紹介してくれます。ただし私がそこに行けるかというと難しい（全部都内のお店）。今回は楽しい読み物として読みました。2022/04/27
はな
35
行きたい喫茶店が沢山ありました！喫茶店が目的にお出かけしてみようと思いました。2022/06/05
assam2005
19
これぞ「大人の喫茶店」！夜の喫茶店で夜のデザートにアフォガードにウットリ〜。静かで少し暗めのライトアップ、一人ひとりが自分だけの時間を堪能できる。喫茶マニアの作者さんが都内あちこちの喫茶店を巡り、かわいいイラストと一緒に各お店を紹介。いいなー、東京、羨ましい。気になったのが高円寺のアール座読書館。宝探しのような座席と座席ごとのメモ帳。水槽のコポコポをBGMに、美味しい珈琲とブラウニーをお供に読書してみたい。い、西荻窪のそれいゆの朝カレーもいいな〜！2022/01/15
