ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 魔術

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ハヤカワ・ミステリ文庫
魔術

  • 著者名:エドマクベイン【著】/井上一夫【訳】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 早川書房(2021/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150707989

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内容説明

ハロウィーンの夜。「ごちそうしないと、いたずらするぞ」と叫びながら、次々と酒屋強盗をはたらく子供の一団が出現した。一方87分署では、奇術師の夫が突然姿を消してしまったと妻が訴えていた。おりしも街では男のバラバラ死体の一部が発見され……ハロウィーンの夜を脅かす数々の怪事件!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

背番号10@せばてん。

34
1995年7月22日読了。87分署シリーズ第40弾。エド・マクべイン、2005年永眠。自分に多大なる影響を与えてくれた、巨星に心より合掌。(2020年7月12日入力)1995/07/22

bapaksejahtera

8
87分署物。万聖節の夜。お菓子を求めて変装した子供が酒屋に強盗に入り無残な殺人で金を奪取する。売春婦を惨殺する殺人鬼にアイリーン婦警が囮に出る。さらに魔術師が殺されバラバラになって各所に遺棄される。この3つの事件が並んで描かれる。ときに著者は刑事部屋の中でのこの3件に関する会話を、話し手を示さずに故意に交差させて表現する手法を取る。それでも分かりにくい事はない。3つの事件はそれぞれに思いがけぬ展開が出てほぼ同時に解決を見る。手慣れた出来の作品である。キャレラはまたまた死ぬか生きるかの重傷を負うのである。2020/08/23

きりん

4
39作目でこのクオリティはすごいな。たいてい1つの事件が主役でそれ以外の事件だが、本作は全部同等レベルで進む。2つだけ1つに集約されるが、残りは伏線のわけでもなく、変に関係性を持たないのもいい。それだけ登場人物は多いが気にならないくらい、きちんと混乱せず、それでいて全部の事件に内容がある。4作を一気読みしたくらいのボリュームながら、あとがきにもあるとおり、ユーモアと陰惨さとの兼ね合いがいいので読んでてキツくない、ほんとにいいエンターテイメントだ。2025/02/11

もぐもぐチョビたん

2
87分署シリーズ♪ジェネロが一人前になったらしい。怪しいけど( ̄▽ ̄;)いろんな事件が並行してそれぞれ面白かった。奇術師失踪、連続酒屋強盗、バラバラ死体遺棄、婦女暴行殺人。ぎっしり詰まってたね('ε'*)大都会の警察って大変だな。珍しくパーカーご機嫌パーティー('ε'*)2013/05/15

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