ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 死が二人を

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ハヤカワ・ミステリ文庫
死が二人を

  • 著者名:エドマクベイン【著】/加島祥造【訳】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 早川書房(2021/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150707606

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内容説明

警察に日曜日はない。その日もキャレラは妹の花婿となるトミイの電話でたたき起された。出掛けていった彼がトミイの自宅で見たものは、なんと小箱にうずくまる猛毒の黒後家蜘蛛だった! 晴れの結婚式の当日に次々と起る忌わしい事件をセミドキュメンタルなタッチで描くシリーズの逸品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐々陽太朗(K.Tsubota)

79
87分署シリーズ・第9弾。シリーズに多く登場するスティーヴ・キャレラの妹の結婚式に絡む殺人計画。キャレラがイタリア系アメリカ人だけに、作品全体に漂うキャレラ家の家族愛が味わいを加えている。殺人も格闘場面もあるものの、最後はめでたしめでたし。コットン・ホースとクリスチン・マクスウェルの恋の駆け引きも微笑ましく、今後どんな展開を見せるのか楽しみ。ついにスティーヴとテディの間の子供が生まれた。「両方だ」って双子ってこと?2015/08/01

背番号10@せばてん。

29
1994年4月19日読了。87分署シリーズ第9弾。エド・マクべイン、2005年永眠。自分に多大なる影響を与えてくれた、巨星に心より合掌。(2021年5月20日入力)1994/04/19

tom

18
キャレラの妹の結婚式の当日の出来事。新夫の家にプレゼントが届く。中には黒後家蜘蛛が入っていた。これはなんだ、どうしたことか?キャレラは、結婚式場に刑事仲間を配置する。ここから始まるドタバタの展開。シンプルそうに見えるけれど、怨念と愛憎が交錯していた。そして、サラサラと事件は解決。いかにもマクベインという進行。それにしても、こんな事件が結婚式当日に起きてしまって、キャレラの妹は幸せになれるのか(笑)。この本、4300冊目の記念本。2024/09/15

鐵太郎

15
スティーヴ・キャレラの妹の結婚式で起きた事件。妹の婚約者トミイの昔の恨みから彼の命を狙う退役兵を中心に起きるさまざまな事件。しかもキャレラは、トミイに自分が脅迫されていると知らされて、実に用意周到に非番だったコットン・ホースとバート・クリングを結婚式に連れてきて備えます。おいおい、たかが一市民の怨みから始まったにしては事件が大袈裟すぎないか?(笑) 今回はスリリングですが小さな舞台で物語が終始します。でも、面白いよ、これ。2019/06/29

きりん

7
キャレラの妹の結婚式への殺害予告的なことから始まる。イタリア系の結婚式というとゴッドファーザーを思い出した。そんな、教会での式・家の庭でのパーティーの裏で進む、殺人者の行動、キャレラたちのいる現場でと、マイヤーたちの地道な外からの操作。映像として画面が切り替わるかのようなスピード感がよかった。毎回いろんな手法で、ほんとこのシリーズは飽きさせないな。2023/10/30

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