文春新書<br> カラー新版 人名の世界地図

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文春新書
カラー新版 人名の世界地図

  • 著者名:21世紀研究会【著】
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • 文藝春秋(2021/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166613403

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内容説明

世界は「面白い」名前の宝庫だ――文春新書のロングセラー「世界地図」シリーズ累計80万部突破!
・トランプは「トランペット奏者」、バイデンは「ボタン職人」
・ピカソの本名は寿限無並みに長い!
・ヒトラーとモーツァルトの名に隠されている「動物」とは
・マリリン・モンローは「ミッキー・マウス」を芸名の参考にした?
・「ビン・ラーディン氏」「スー・チー氏」は間違い
・キラキラ・ネームを付けない欧米人、改名が身近な韓国人

キラキラ・ネームが続々誕生している日本に対し、欧米の命名は保守的だ。現代においても、民族、宗教、地域社会などに根差して名前が付けられている。名前と発音から、どういう出自の人なのかを推理できるのだ。つまり、それほど人名には民族の出自や文化が色濃く反映されている。

2001年の発売以来、17刷の超ロングセラーに、アジア・アフリカ・イスラム世界の人名を大幅に加筆。カラー新版として生まれ変わった。
人名の謎はこの一冊で完全網羅。世界の命名事情を理解すれば、映画も小説ももっと深く楽しめる。
世界各国の人名の由来・歴史がわかる「大索引」つき

序章 外国人名との出会い
第一章 名前にこめられた意味
第二章 聖書がつくった人名の世界地図
第三章 ギリシャ・ローマの伝説
第四章 花と宝石に彩られた女性名の反乱
第五章 ケルト民族は生きている
第六章 バイキングたちが運んだ名前
第七章 名前でも迫害されたユダヤ民族
第八章 姓氏でわかった中国三〇〇〇年史
第九章 先祖の名とともに生きる朝鮮半島の人びと
第十章 アジア・アフリカの人名地図
第十一章 アッラーの御名におけるアラブの人びと
第十二章 黒人奴隷に押し付けられた名前
大索引 人名は「意味」の宝庫

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小太郎

35
実はこの本昔読んでいてまた読みたいなと思っていたんですが、なんとカラー版が出たじゃありませんか!名前とか苗字とかにはとても興味があって、この本はそれが日本だけじゃなくて世界の名前でわかるその民族の出自、文化がとても濃厚に醸し出されて読み応えがありました。新刊はアフリカ、イスラム、アジア圏の人名が大幅に加筆されており、より興味深い一冊になっています。海外物の小説などを読む時に名前で色々なことが想像できます。また同じ名前でも読みかたでかなりのバリエーションがあるので成程と感じました。2023/02/06

zag2

25
名前のルーツなど、様々に取り上げていてたいへん興味深い本…ではあるのだが、あまりに収録されている範囲が広く、記憶に残ったのは前々から知っていたものや、一部の特徴あるものだけだった。読むよりも折に触れて参照する本なのかも知れないなあ。各地の名前を廻る昨今の状況なども触れていたのは参考になりました。2022/02/05

kan

22
面白かったし勉強になった。名前はいろいろなものを背負うんだなあと感慨深く思った。魔除けの意味の幼名が世界共通にみられるのが興味深い。あえて汚い名前や動物の名前を与えることが幼い子を守ることに繋がるという考え方が世界各地に存在するというのは、宗教問わず子どもの世界は人間の範疇を超えた何かや神の領域のような場所に半分あるのではないかと思えてしまう。後半のアジアやアラブやアフリカの名前の部分が、歴史背景も含め特に興味深かった。ユダヤ人やアフリカの名前の背景が悲しい。2022/11/13

チャッピー

19
世界の姓・名はどんな由来なのかを紹介。欧米中心だが、ユダヤ、イスラム圏、アジア、中国と広く知ることができる。日本はない。欧米の女性名の由来が興味深い。2023/03/18

ガットウ

16
★★★★4.4点。アリスはドイツ語でアーデルハイト、愛称はハイジになるそうです。いや~勉強になるなぁ。2022/01/26

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