〈あいだ〉に生きる - ある沖縄女性をめぐる経験の歴史学

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〈あいだ〉に生きる - ある沖縄女性をめぐる経験の歴史学

  • 著者名:冨永悠介
  • 価格 ¥6,050(本体¥5,500)
  • 大阪大学出版会(2021/11発売)
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  • ISBN:9784872596359

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内容説明

第二次世界大戦を挟む激動の20世紀に翻弄されながら、沖縄と台湾を舞台に生き抜いた女性・宮城菊。彼女が記したノートと聞き取り、周囲の関係者へのインタビューから菊の半生を辿ることで、台湾・沖縄・朝鮮・日本の関係史を描きなおし、ひとが「生きる」こと、「生きたこと」の証を捉えなおす。国、言葉、貧困、戦争、信仰――さまざまな〈境界〉のなかで生きる人びとから見える、新たな歴史像。

目次

序章 軌跡を辿り、歴史を開く―経験の歴史学に向けて
第1章 沖縄から台湾へ―経験のゆくえと生存のかたち1
第2章 植民地台湾での暮らし―経験のゆくえと生存のかたち2
第3章 基隆「水産」地域の形成と発展―国際港湾都市・基隆としての面目
第4章 『無言の丘』の歴史叙述―経験・場・東アジア
第5章 顕現する東アジア―経験のゆくえと生存のかたち3
第6章 喜友名嗣正が見た沖縄/日本
第7章 菊のキリスト教実践―経験のゆくえと生存のかたち4
終章 「菊」から「私たち」の物語へ

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