内容説明
増加する家庭内暴力の現状を被害者・加害者双方に関するアンケートをもとに分析して、問題点をさぐる。日本の法律はどのように被害者を守っているか。その法律を知っているかのアンケート調査も加える。また、アメリカの法とそれに基づいて実施されている加害者への有効なプログラム、韓国の法と実例などを紹介して、日本の法に欠けている部分を抽出し、方向性を提言する。
目次
第1章 家庭内暴力(家族および家庭内暴力の特徴
家庭内暴力の実態
被害者に対する保護・支援制度
加害者対策の現状)
第2章 現行法律・制度および支援上の問題(被害者支援制度上の課題
法律上の問題
加害者への対策)
第3章 問題解決へ向けた提言(アメリカ合衆国の制度
韓国制度の検討
問題解決に関する提言)