内容説明
J.S.ミルの「危害原理」、功利主義、自由主義は、現代社会に広く浸透し、医療、福祉、地域社会などで「個人の自由」を擁護する主張の根拠になっている。本書では、こうしたミルの思想を本来の状況に立ち戻って正当に評価するとともに、ミルが語った「公的討議」や「参加」という概念を現代市民社会から再検討することで、今日的な課題を解決するための鍵を見いだす。
目次
第1章 ミルの「危害原理」とその射程
第2章 ミルにおける市民の陶冶と公的参加
第3章 市民の参加をめぐる問題
第4章 ミルの功利主義
第5章 「行為者」をめぐる諸問題
第6章 ミルの自由主義と功利主義
第7章 ミルの市民社会
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