超越論的語用論の再検討 - 現代のフィヒテ主義は可能か

個数:1
紙書籍版価格
¥4,180
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

超越論的語用論の再検討 - 現代のフィヒテ主義は可能か

  • 著者名:嘉目道人
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 大阪大学出版会(2021/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 1,140pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784872595857

ファイル: /

内容説明

アーペルが提唱した超越論的語用論は、現代ドイツ哲学の「言語論的転回」を主導した。しかしその主眼である「究極的根拠づけ」という哲学的課題には、多くの批判が寄せられてきた。本書は論敵ハーバーマスからアーペルに向けられた批判に対して、フィヒテとの関連から応答を試みる。超越論的語用論の哲学史的な位置づけの修正、直面している問題の解決、現代的意義の解明に取り組んだ意欲作。

目次

第1章 超越論的語用論とは何か(超越論的語用論は何を扱うのか
方法的独我論、および抽象の誤謬という問題 ほか)
第2章 自己関係性―超越論的語用論のフィヒテ主義的性格(1)(根拠付けという観点とフィヒテ主義
知的直観として行為知 ほか)
第3章 「上昇」か「下降」か―超越論的語用論のフィヒテ主義的性格(2)(究極的根拠付けに対するハーバーマスの代案
アーペルによる反論 ほか)
第4章 無限界の理想的コミュニケーション共同体とは何か(統制的かつ(長期的には)構成的とはどういうことか
理想的コミュニケーション共同体と「目的の国」 ほか)

最近チェックした商品