内容説明
本書で中心的研究課題として取り上げるのは、動物の皮膚・毛・眼の色を形作る生体色素メラニンの生合成経路の解明である。これまでに、CMDは省資源、創エネルギー、蓄エネルギー、省エネルギーをキーワードとする研究分野を中心に、ナノ触媒、水素貯蔵、太陽電池、燃料電池、スピントロニクス、メモリーデバイスなどの新技術・新産業の創生に貢献してきた。さらに近年は、バイオセンシング・ガン治療に代表されるバイオ・医薬品・医療科学分野もターゲットとするなど、CMD本来の適用範囲の広さと深さを実感することができるようになってきた。本書はこのようなCMDの新たな可能性を世に問う試みの一つである。
目次
1 序論(はじめに
メラニン化学における分析手法
ユーメラニンの生合成過程―ドーパキノンおよびドーパクロムの生成 ほか)
2 ドーパクロム変換の反応機構解析(はじめに
計算手法とモデル
銅イオンが存在しない場合のドーパクロム変換機構 ほか)
3 o‐キノンとチオールの結合と環化の反応解析(はじめに
計算手法とモデル
チオールの結合と環化の競合―ドーパキノンとロドデンドロールキノンの比較 ほか)
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