内容説明
優秀なリーダーたちを輩出する高校は、いったいどんなところ? 偏差値や東大進学者数といったデータには表れないが、高校を選ぶときに大切な要素の一つが“校風”である。本書では全国19の名門高校を取りあげ、その卒業生たちを取材。学校行事の思い出や、強く印象に残っている授業や教師たちなど、具体的なエピソードから、歴史と伝統により醸成された“校風”をあぶり出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
17
2019年7月の本。地元の名門高や昔の仲間が出た学校が載っていたので手にした。「中央公論」に連載された「名門高校 俊英の軌跡」を編集。そんな感じがした。2022/01/29
nagata
2
名門校って、厳しい競争をくぐってきたツワモノ揃いだから、好きなことができるのだろう。そうでなければ、同じ点数・競争圧力のもとでハンデを克服すべく勉強三昧にならざるを得ないだろうし。それにしても「理念」「校訓」よりも「校風」の方がさり気ない感じ。2021/01/10
やま
1
面白いのだが、次元が違いすぎて別世界のことのように感じてしまう。自由な校風が本当の意味での頭の良さを育てるというのが趣旨らしいが、元々の頭が良いから自由な校風でも成長できる面があるのではなかろうか。俺には判断し難い。2019/08/15
Shinya Fukuda
0
名門と呼ばれる高校は押し並べて自由で先生も生徒を信用して締め付けることはない。そして生徒は部活や文化祭に熱心に取り組む。これが強い個人を作るもとになり将来に生きてくる。エリートが自らの体験を元にこんな環境を作り出そうとして編み出したのがゆとり教育だと思う。しかし前提が欠落しているのだ。名門校は出来る子が入ってくる。先生も大学で教えられるほど一流。だから可能なのだ。エリートはわかっていない。私含め大多数の高校生は勉強もわからないし、部活もしない、それで遊ぶでもなしどうしようもない奴らばかり。わかっていない。2020/03/16
コホーー
0
長きにわたり各界に優秀な人材を輩出している名門高校19校のOBに取材し、各々の校風を取上げた本書。基本的に開成や灘など高学歴校ばかりだが、その多くは、自由で、生徒を尊重し、学業のみならず部活や文化祭・体育祭といった学校行事など、生徒が何かに熱中できる環境があった。結論として、名門校とは、生徒が社会変化に柔軟に対応できる強い個人として巣立つことの出来る学校ではないか。また、強い個人として生きる力を身につけさせるための何かを名門校は伝統としてもっている。それこそがデータに表れない校風なのではないか、とのこと。2019/09/22
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