内容説明
将軍家御台所『篤姫』誕生の真の意味とは? 幕末の勝者・島津と戦国の覇者・徳川を同時並行で論じる! ――鎌倉時代から南九州を治め、幕末に栄光の時を迎えた島津家。室町時代から東海に活躍し、江戸幕府を開いた徳川家。はたして、それは対立の歴史だったのか……。幕末に島津斉彬の養女として、将軍・家定に嫁した天璋院篤姫。徳川と島津の雪解けのように言われる縁組だったが、江戸期の徳川・島津関係は、関ヶ原の遺恨による敵対関係では決してなかった!? 両家の創始から現代まで、著者ならではの斬新な論で、数多くのエピソードを鋭く紐解いてゆく。歴史ノンフィクション。
※本書は2000年3月、同朋社より刊行された『葵の呪縛』を改題、大きく加筆・訂正、再編集し、文庫化したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
heslkst
4
ひろーくあさーく書いた本。 天皇が島津家の血を引いてることを初めて知ったので、びっくりした。2016/09/15
あおい
1
毎回の大河ドラマ視聴のお供に読んでた~表紙の天璋院は威風堂々として押し出しもご立派、、、そんな西郷どんも顔負けな篤姫の登場は最後の4/1程度です~なんせ島津・徳川の500年ですから~その両家それぞれのけっこうアヤシイ歴史、成り立ち~陰謀モリモリな変遷がよーく解ります。これからもドラマに限らずいろんな歴史モノを観たり、読んだりする楽しみの幅が増えましたね~忘れっぽいのでそんなときは毎度お世話になります2019/02/01
りんふぁ
0
島津の血が、徳川にも皇室にも入り込んでいることにビックリ。やるなぁ。2014/12/17
Rina Niitsu
0
天璋院さんの内容が中心なのかと思いましたが、天璋院さんの運命を変えることになった島津家について詳しく解説されています。全体の半分以上といっても良いのではないか、という位のページ数が割かれています。天璋院さんについて詳しく書かれた本は多くありますが、ご実家となる島津家についてここまで詳しく開設された本にはあまり出会ったことがないので、興味深く読みました。戦国時代、江戸時代初期から、時に理解が追いつかないと感じてしまう位複雑な系図・・・。それが幕末の家督をめぐる争いにも繋がっているのかと思いました。2014/02/02
さくら🌸
0
徳川さんちの本は沢山あるけど、島津さんちと絡めたのは面白かったな。2008/05/21
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