ごくちゅう！（１）

著者名：こんぱる＆ふじしまぺポ【著】/草下シンヤ【協力】/雨宮【協力】

講談社（2021/11発売）

• ISBN：9784065245712

内容説明

たいへんたいへ～ん！お野菜(●麻)の所持がバレて、ムショ暮らしになっちゃった！こんな状況(獄中生活)だけど、お友達できるカナ…？
可愛くても服役中☆ゆるふわ獄中コメディ♪

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[星野流人]

刑務所に服役中の女子達の日常を描いた獄中ゆる漫画。一般には知られていない刑務所のあるあるが描かれていて、興味深かったです。思ったよりもゆるい部分と、思ったよりも厳しい部分とがありました。キャラとしては秋月さんがかわいくて好きでした。ちょっと、怖いけど……。漫画としてはもとより、元受刑者で取材協力で関わっている雨宮さんのコラムが読み物としてとてもおもしろかったです。読んでて雑学的なものを知れて、ものすごく「逮捕されたくないな……」と思う作品になりました。犯罪、ダメ絶対！

2021/11/19

[かすみん]

なにかやらかさない限り聖地巡礼出来ない場所。 誇張された部分をちゃんとコラムで補っているのが良きかな。

2022/09/18

[山口透析鉄]

これもBookLive期間限定版で①巻のみを。 アイディアの大勝利という作品で、女子刑務所もの、でこういう絵柄と経験者によるコラム、この辺は発想の妙というしかないです。 あまりリアルにし過ぎるとマンガ作品にならないでしょうから、その辺の匙加減もかなり良いのでしょう。 これ、もっと量刑の思い人が入る場所とかだとまた違うのでしょうね。

2024/01/02

[akihiko810/アカウント移行中]

お野菜（大麻）で捕まって、女子刑務所でムショ暮らしするゆるふわ獄中日常漫画。　　黒い「きらら」であるが、連載は「ヤンマガweb」らしい。　ムショ暮らしであるから、もっとシビアな作品かと思いきや、かなりゆるい感じである。雑居房のメンバーがなかなかの癖アリメンツのようだが、まだその正体は明かされてない。元受刑者のコラムもあり。

2023/10/04

[生ハム]

「この世で最も聖地巡礼をオススメできない萌え漫画」。まさか日常系✕刑務所生活の組み合わせとは。ごくちゅう！なんて、一昔前の萌え４コマ系っぽい名前も秀逸。内容は期待通り。ハートフルな獄中生活の漫画です。忠実に再現しすぎると漫画的に面白くなくなるということで、絶妙のバランス調整がなされています。四年弱の懲役生活経験者が取材協力ということで、大変に頼もしい。あと、雑居房の４人が可愛い。秋川さん、「ケーキの切れない非行少年たち」的な趣があり、逆にリアル。冬白さんの罪が謎だけど、親と何かあったのではと予想。

2021/12/24