内容説明
なぜか江戸時代の花魁・山吹に成り代わってしまった杏奈。現代に戻れないと覚悟を決め、自分を頼りにする禿のためにも、花魁の頂点を目指すと決心してしばらく。
人気を競った桔梗花魁とも、良き友として研鑽し合う仲に。だが、そんな桔梗をあの宿業が襲い……。
さらに、杏奈が成し遂げた逸話の数々がきっかけとなって将軍家の姫の縁談を助けてくれと相談が舞い込む。
現代で培った教養と、キャバ嬢として学んだ機転で、杏奈は彼女たちを救おうと奮闘し――。
山吹花魁の伝説、待望の第二幕！
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（※2021年10月時点の情報です）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
17
やはり、どこかしら読みにくい部分はある印象でした。そして、前はそこまで気にならなかったのですが…江戸時代は身分に厳しかった筈ですが、江戸城に入ったり、お忍びだからと偉いお方に無礼な口調で話したり…。フィクションとはいえど、山吹の言動に引っ掛かってしまいました。続編も出てるみたいですが…読むかは迷い所ですね。2022/09/29
はなりん
12
元ヤンキャバ嬢で歴女が江戸の吉原の花魁と入れ替わっての第2弾。ヒロイン山吹が前向きでキップがいいので爽快感で楽しめます。薬の知識、英会話、料理、腕っ節も強くなんでもできます。チートで正義感溢れて安心感しかありません。ほかのキャラもいい人ばかりでストレスフリーで楽しめます。2022/02/23
withyuko
6
最初、言葉が現代的で軽すぎてなじめないような気がしたけど、歴女で博識なヒロインで面白かった！次巻も楽しみです。2022/04/15
菊地
4
2巻も面白かったけど、主人公が魅力的過ぎるだけに、その相手役たる「推し」にも見せ場が欲しいですね。2021/11/27
HASE, Moto
3
博識の歴女で元ヤンでNo.1キャバ嬢だった杏奈は、ふと気付くと江戸時代の吉原の廓にいて、山吹花魁と呼ばれていた──というところから始まる“今巴”“鉄火の山吹”の型破りな大活躍、その巻の二。 ライバルとの切磋琢磨あり、まさかの登城あり、フットワークの軽い上さまあり、困ったお客さんによるドタバタあり。気っ風のよい女たちのドラマが楽しい。短いエピソードだけど、材木問屋の清右衛門さんの綺麗な遊び方がめちゃくちゃ好き。 Webで続きの連載も追っています。牡丹さん良かった✨2021/12/18
