徳間文庫<br> グリーン・グリーン 新米教師二年目の試練

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徳間文庫
グリーン・グリーン 新米教師二年目の試練

  • 著者名:あさのあつこ【著】
  • 価格 ¥803(本体¥730)
  • 徳間書店(2021/11発売)
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  • ISBN:9784198946869

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内容説明

命を育み、
命と向き合う。
農林高校新米先生、笑いと涙の成長物語。


 都会育ちの翠川真緑は喜多川農林高等学校の
国語教師だ。周囲が世話を焼きたくなる
おっちょこちょいな真緑は試練つづき。
鶏の解体実習に参加したものの作業中に気絶し
生徒に助けられる始末。
豚の201号に厳しい言葉をもらいながら
生徒の「いい土」になれるよう前を向く。
多感な生徒たちを相手に就職、進学と
考えることは山積み。
彼らの小さなサインに真緑は気付けるのか!?

【目次】
1 新米教師、奮闘する
2 新米教師、さらに奮闘する
3 新米教師、ちょっと挫ける
4 新米教師と豚の相性
5 新米教師、豚の去勢に挑戦する
6 新米教師の恋?
7 新米教師、狼狽する
8 新米教師、仰天する
9 新米教師、前を向く
10 新米教師、それでも踏ん張る
11 新米教師、ジャンプ
解説 内澤旬子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

51
本ていうのはホント面白い。購入しても積んだままになっているのやら、なんでこんな古い本を購入してまでも読むねんと自分に問いかけながらも読了。そやねぇ今の高校生の人に農林畜産って言う道も・・こんな選択肢もあるんやでと勧めたいのかもしれません。人が口にするもの、美味しい豚も鳥肉も・・勿論お米も綺麗な花もみんな人の手で作られたもの、ただ今の世の中ですからAIも力を注いでいるでしょうが・・教師だって今のままの雇用では教師になりたいとか夢を与えたいと言う人は廃れていくかも。こういう平成とは言うものの田舎の事ですから2022/06/18

のびすけ

28
1作目に続いて本作も面白かった!喜多川農林高校に赴任して2年目のみどり先生は、鶏の解体や豚の去勢の実習に悪戦苦闘。生徒のプライベートの問題に戸惑いながらも真摯に向き合う。豚の201号との心の触れあいが楽しく、微笑ましい。日本の農業が直面している現実と課題も物語に散りばめられていて考えさせられる。「教師も土と同じ。生徒たちは百人百様、それぞれの花を咲かせる」。普段はチャラい朝日山先生もいいこと言うね。みどり先生と松田くんも素敵な関係になって、3作目も期待しかない!続編ありますよね?2022/03/01

ゆずぽん

26
都会育ちの真緑、喜多川農林高校の先生になり2年目になりました。が!2年目とは思えないほどグダグダな真緑でした。でも農林高校の特殊な事情や田舎ならではの人間関係やらに揉まれて、ちょっとだけ強くなってきたのかな?今作で回収できていないものもあるから、3弾あるよね?楽しみに待ちたいと思います。農業と林業の行く末が心配だな・・2022/01/13

マロン

15
次巻が気になる。2023/06/12

ドナルド@灯れ松明の火

15
前作に続きグダグダな新米教師ぶりだったが、後半は怒涛の展開。あさのさん、面白がって書いてるなぁ。 ややお勧め2021/11/27

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