内容説明
年中行事や芝居見物、福沢諭吉らの思い出から御維新の衝撃とその後の労苦まで、徳川家御殿医の家に生まれた娘が語る逝きし世の面影。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いとう・しんご
10
多分「完本一月一話」きっかけ。維新当時14歳だった女性から昭和10年、80歳の時に家族が聞き書きを行った記録。内容はサブタイトルの通りなのだけれど、幕末から明治初期までの江戸や日本全体の動きが若い女性の目、しかも当時最新の蘭学者の家庭やそこに出入りする人々の群像を通じて述べられていてとても興味深い。ただし、漢文や候文など十分理解できないところもあってちょっと残念。2025/01/04
あんどうれおん
3
かなり風変わりな、幕末と明治維新の回顧録。由緒正しい武家であり、西洋文化へのアクセスを許容された環境でもある特異な立場から見た逸話の数々です。記憶だのみの口述ゆえに表現があいまいな部分も含めて興味深いものばかりでした。2021/11/20
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