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内容説明
地図には載らない。探そうとしても見つからない。幸運で不運な者、不運で幸運な者だけが、黄昏時にたどり着く。店の名は【黄昏堂】。累計35万部突破の『ラストで君は「まさか!」と言う』でおなじみ「3分間ノンストップショートシリーズ」から「1話5分」で読める新シリーズが登場! 自分の意思とは関係なく真実を書き出す「真実エンピツ」。飴をなめている間、愛する人の未来が見える「走馬糖」。人助けすると価値あるお礼がもらえる「恩返し予約券」。不思議なアイテムを「記憶」を対価に売り渡す【黄昏堂】に今日も客人が訪れる。 ■イラスト:ふすい 【目次】プロローグ/恐怖シミュレーター/呼び鈴/恩返し予約券/クローン培養土/真実エンピツ/除霊石/優勝ハチマキ/お手伝い妖精/隠れ蛾/永久ゴミ箱/走馬糖/恋の種/補聴気/心霊スポットライト/お望み枠/真鍮の鳥/エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
冬木楼 fuyukirou
16
すぐ読める短編がギュギュっと詰まっていて読みやすいので続いて2巻目へ。前巻は不調な時に読んだせいか短編でもなかなか読み終えられなかったのに今回は「5分間ノンストップショートストーリー」を快調に楽しめた。強い想いが無いとたどり着けない黄昏堂に2回行く亜弓の行動力と残念な結果はちょっと気の毒。「永久ゴミ箱」「補聴気」「心霊スポットライト」等ハッピーエンドものの方が好きだけど、「お望み枠」で幸せとはを考えたり、「隠れ蛾」「真鍮の鳥」の陰な感じも捨てがたい。適度なホラーを1冊でいろいろ読めてお得でおもしろかった。2023/02/14
Yumi
12
《図書館本》ほっこりする話あり、ドキドキもあり🤭短時間で読めるのでいい気分転換になりました✨2023/08/12
喪中の雨巫女。
10
《私-図書館》又、やってしまった前作読んでない。(>_<)でも、面白かった。1巻読もうかなあ。2022/12/25
Eri
6
前巻の黒と白の烏はどこへ行ったの? サクサクと読めるけれども、文章に深みがなくて残念。全部あらすじを読んでいるみたい。イケメンをイケメンと描写するんじゃなくて、なんか、こう、さあ!とモヤモヤ。 今の小学生にはこのくらいがいいのかなあ?もっと違った表現に触れて欲しいものだけれど。 黄昏堂の主人も、いい人そうでありながら、やっていることに一貫性がなくて、うーん……だわ。2022/05/11
六月一日宮玲子
4
ふしぎ駄菓子屋銭天堂の大人バージョンみたいな本。最後の話で、店主が文明が荒廃した世界から来た事と、真鍮の鳥の誕生秘話が明らかになった。やはり上手い話や人外の力があるものを扱うなら、禁忌やルールを徹底しなければならないのだな、と強く思わされた。2022/05/14