ちくま学芸文庫<br> 宋詩選

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ちくま学芸文庫
宋詩選

  • 著者名:小川環樹【著者】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 筑摩書房(2021/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480510471

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内容説明

唐詩の時代より、「詩」という形式が広く親しまれるようになり、作者も作品もはるかに数多かったと言われる宋代。本書では、この安定した中国的国家体制が敷かれていく時代を、北宋と南宋に大別し、おのおの約30人ずつの数作を選ぶ。自分が好きな詩に限って選んだと述べつつ、王安石、黄庭堅、蘇軾、陸游ら、偉大なる詩人たちの名作を解釈し訳出する。巻末につけられた編訳者による「解説」は、親しみやすい調子で書かれた充実の宋詩論かつ漢詩概説にもなっている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

66
漢詩を読む機会は多々あれど、その多くは唐のものでその他に触れる事はあまり無かったので、斯様にまとめられたのはありがたい。有名なものでは文天祥の「正気の歌」を始め、蘇東坡等が含まれており、これらは以前より読みたかったのでこちらもありがたい。全体的な印象としては、何となく唐のものよりもの悲しさを感じるようなものが多いかな。向こうの暮春に対して、こちらは秋の暮れのような。また全体的に自然を歌ったものが多いが、これは編者の趣味みたい。自分としても人情を歌うより自然を歌う物の方が趣味に合うので、その点も満足でした。2021/09/07

さちこ

3
書店に立ち寄り目にとまったもの。手にとって、買おうか否か、迷うこと数日。なぜ、宋詩(宋の時代)なのか? 理由なんてない。 書棚に並んでいたのが宋だったから。(ギャグではないよ) 気が向いた時に、眺めようと思いまして。 まぁ、高校の時、漢文は好きだったから(白文よみのテストが懐かしい) 「村行(そんこう)」王禹偁  馬穿山徑竹初黄    信馬悠悠野興長    萬壑有聲含晩籟    數峯無語立斜陽    棠梨葉落胭脂色    蕎麥花開白雪香    何事吟餘忽惆悵    村橋原樹似吾鄕     蕎麦の花・・・・2021/06/21

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