内容説明
愛犬家でなくとも感涙必至の物語14編。
犬を愛するすべての人に贈る、人と犬との短編集。
交通事故で脚を亡くした犬と、生まれたばかりの赤ちゃんが一緒に成長していく家族の物語。亡くなったおばあさんの「忘れ形見」の犬とおじいさんとの、さみしくも愛情に満ちた日々のお話し。ずっと一人で生きてきた女性が、被災地に取り残された犬と暮らしはじめて知ったこと・・・・・・。収められた14編の物語は、いずれも、筆者がいぬと暮らす知人友人を訪ね歩き、丁寧に拾い集めた実際のエピソードを元に紡がれたものです。第1章は、飼い主から愛犬へ―。第2章は、愛犬から飼い主へ―。それぞれの目線で、両者の間に通い合う心を愛情深く描いています。
寄り添ってくれるあたたかさ、信じてくれるけなげさ、そこにいてくれるだけでいいと思える愛おしさ。出会いや暮らしはさまざまでも、どの子もみんな飼い主にとってかけがえのない大切な家族です。犬を飼った人ならば、きっと、本書の中で何度も胸が熱くなる瞬間に出会うでしょう。
多くの共感と感動を生んだベストセラーが待望の文庫化です。
※この作品はカラーが含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
44
飼い主サイドと飼い犬サイドから描かれた短編集。飼い犬が飼い主さんへの気持ちを表した短編が涙なみだ。特に飼い主の虐待にあっていた(もふもふ)の寂しさ、お隣のちぃちゃんと仲良くなって引き取られるまでが辛かったものの、最後は幸せになってよかったです。犬が与えてくれる幸せオンパレード。辛い時、悲しい時横に来て涙を舐めてくれる犬。こんな嬉しい癒しがあるでしょうか。犬は頼りになる親友のようです。2022/09/01
kinupon
30
動物からはいろいろなことを教えてもらうことが多いですね。人間と犬の間には特別の感情があるんでしょうね2022/04/30
鎌田一恵
4
短編なので、あっという間でした。 幸せだと思ってくれてたらいいなあと思う。2024/06/08
dachshund
1
犬を飼っている人であれば、理解できると思う。 犬と会話ができれば、そうなんだろうなと思いながら、あっという間に14の物語を読み終える。もう少し、より深く、丁寧に描かれているとよかったのではないかと感じた次第。2022/02/01
takao
0
ふむ2025/03/08
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