不器用なまま、踊りきれ。 超訳 立川談志

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不器用なまま、踊りきれ。 超訳 立川談志

  • 著者名:立川談慶
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • サンマーク出版(2021/10発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784763139399

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内容説明

「世間体を守るためにする努力なんてバカのすることだ」

志の輔、志らく、談春など、名だたる落語家の生みの親であり、
政界進出、二日酔い会見、『笑点』の立ち上げなど数々の伝説を残した、
落語界の永遠の革命児・立川談志、没後10周年記念本。
談志を語る時、「破天荒」という言葉が使われることが多い。
数々の争いを起こし、敵を作るのを厭わなかった談志評として間違ってはいない。
だが、果たして本当にそうだろうか。「破天荒」というのは、あくまでもメディアに切り取られた一面でしかないように感じる。
談志が亡くなって10年。談志を師と仰ぎ、10年間前座時代を過ごした著者が思うのは「談志は不器用で優しくて厳しい人間だった」ということだ。
師匠が亡くなってからも著者の心を支え続けた談志の名言を新解釈でお届けする。

【目次より】
第1章 成功と努力
第2章 仕事の流儀
第3章 幸せと金と欲望
第4章 社会と優しさ
第5章 何を信じるか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やまねっと

7
これを読んでて結局はお前はどうなんだ?と突きつけてやりたく思った。 まあ、談志の弟子だから100%談志を肯定するのだろうが…。 格言ごとにまとめられて談志はこう考えていた、だろうというのが死んだ人には口がない感じだが、談慶が言ってる通りなのだろうと思った。 思った以上に薄っぺらい本だったなあ。前にも読んだことがあるような内容だったからこれはこれでありなのかと。 前読んだ別の談慶の本の方が面白かった。 もう談志関係の本は出し尽くした感があるね。2022/04/30

kaz

3
談志は、噺家としては必ずしも評価していないが、プロデューサー、あるいは目利きとしては超一流。著者の解説抜きでも、その言葉には刺さるものがある(著者のコメントは、類書で見かけたものも少なからずあるような気がする)。図書館の内容紹介は『政界進出、二日酔い会見、「笑点」の立ち上げなど、数々の伝説を残した落語界の永遠の革命児・立川談志。著者の心を支え続けた談志の名言を、不寛容で不透明な現代を生きる人々に向けて紹介する』。2022/02/03

Go Extreme

3
努力と成功: 「努力します・した」と言っている時点で三流 努力とは結果を出せない人間の道楽 仕事の流儀: 組織内での孤立を恐れるな、外部に向かって自立せよ 若者に未来はない、あるのは時間だけ 幸せと金と欲望:「金をかけずに喜びを感じられる人間」には敵わない そこに非常識な情熱はあるか 社会と優しさ: 世の中に満ちた矛盾をロジカルに分析せよ 「働くのが嫌い」という基準があってもいいじゃないか 何を信じるか: 他人軸でなく、自分軸で他者を評価しろ 「自分は間違っているかもしれない」と思っている人間を信用しろ 2021/11/22

YAMADA

2
名言がいろいろありました。「虚実ってのは、何故、先に虚が来るかわかるかい?世の中、虚が多いからだよ」「貧乏で国は滅びない。繁栄するから滅びるんだよ。日本は貧乏が似合ってる。」などなど、含蓄の深い言葉を紹介してくれました。生き様をすぐ横で見て、聞いて、感じてきた著者の「生」の談志。本を読むのも大事だと思いましたが、やっぱり、本人と直接会う、生活する、というのが大事だと思いました。2023/11/12

OMO

2
面白さ:○   興味:○   読みやすさ:○   新鮮さ:○   文学的云々:×2023/08/18

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