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内容説明
手塚治虫の漫画制作の現場を1話8Pのショートで描く。作品では、『BARレモンハート』等で人気の漫画家・古谷三敏が手塚のアシスタントとして過ごした3年程の間に起きた出来事が描かれています。巷に伝わる伝説的エピソードの真偽や、誰にも知られていない話、手塚のプライベートが赤裸々に描かれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
23
著者が手塚治虫のアシスタントをしていた1959年から4年半の思い出を漫画にしたもの。印象度B+ 高卒の編集者に、手塚が「僕は大卒だぞ!」とキレた話、東映の女優とお見舞いして遅刻して断られた話など、「マンガの神様」像からは想像できない話があって面白い。当時は漫画家は格下に見られていたんだなーというのがわかる2021/08/27
緋莢
16
「アシスタントになる気があるなら すぐ来られたし」手塚治虫からの手紙で著者は上京、アシスタントになった。秋田書店の名物編集者・カベムラの原稿破り事件の真相、漫画の中のカンバンの文字にトリスやビールと書いて怒られたエピソード、手塚治虫がベートーベンの「悲愴」をかける時の法則・・・4年半、アシスタントをしていた著者が描く〝神様”手塚治虫の姿2017/12/02
ぐうぐう
14
古谷氏が赤塚先生のアシスタントをしていたことは有名だが、その前に手塚先生のアシスタントをしていた時代があったことを今回初めて知った。これまで家族や編集者が手塚治虫のエピソードを語ったエッセイを数々発表しているが、本書はそのどれとも違った味わいがある。のちに古谷が大成したからこそ、当時の手塚先生の辛さに共感できる、その親しみが、これまで語られなかった人間性溢れる手塚治虫の愛らしさとなって綴られている。2010/07/09
剛腕伝説
12
手塚治虫のアシスタントだった古谷三敏が、手塚治虫との思い出を綴っている一冊。殺人的なスケジュールをこなし、次々と新作を発表した手塚治虫。石森正太郎の才能を買っていた手塚治虫。アシスタントに映画鑑賞をクラッシック音楽鑑賞、奨励していた手塚治虫。忙がしすぎて自分の結婚式に一時間以上も遅刻した手塚治虫。新婚当時には首筋にキスマークを付けて仕事場に来た手塚治虫。 等々、興味深い内容だった。2022/05/05
ぱふぇっと
5
暖かいタッチで描かれた手塚治虫先生との思い出。生前一緒に仕事をしていた人だけが知っている手塚治虫の素顔。作者の思いやりからマンガ名は伏せてあるけど手塚治虫が理解できないといった少女マンガが気になる。図書館2016/02/19
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