内容説明
江戸城や川越城を築城したことから「築城名人」と呼ばれた文武の名将、太田道灌の劇的な生涯が今よみがえる!詳細な調査をもとに、当時の情景が鮮明に語られる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
onasu
14
太田道灌公について、まとまったもので読んだのは初めてで、分かり辛い室町期の関東の情勢について、少しは明るくなったような気になれたのは収穫でした。 ただ、「小説」と題して読み易いよう著述されたのは、よく分かりますが、あくまで編年体を「小説風」にした域か。 それにしても、この期の関東にろくな人物のいないことは、何を読んでも共通。その中で唯一智将が、道灌公なのでしょう。 北条早雲とは、早雲の初回の駿河下向の折に会っていますが、同い年とは新発見。早雲公が長生きだったため、後代の人と誤解していたのでしょう。2017/06/11
獺祭魚の食客@鯨鯢
10
太田道灌は家康より前に江戸城を築いた人物として有名である。その前の領主の江戸氏時代には館程度の建物しかなかった。あまりにも有名なので、戦国大名のように勘違いされやすいが主君に謀殺される最後まで室町幕府に関東管領の扇谷上杉家の家老であった。南武蔵から相模まで南関東を縦横無尽に駆けめぐり、民の安定した生活を実現した。北条早雲のように下剋上をたくらむことは微塵もなかったのだが、主君の嫉妬に命を落としてしまった。しかし、その名声は今でも私の住む神奈川県北部地域でも高く、多くの人に慕われている。2017/04/24
rosetta
5
★☆☆☆☆いや~、ひどい。書いたやつはかなりバカ。多分自費出版でろくに編集者も手を入れなかったのだろう。タイトルに‘’小説‘’とわざわざ断ってあるのは、そうしないと誰も小説だとは認めてくれないから。内容はWikipediaで調べればわかる程度のこと。創作部分はたまに登場人物たちが顔を会わせて会話するところだけ。主語に対応する述語がなかったり用語の使い方を間違っていたり、ルビがおかしかったりと悪い見本のオンパレード。書いたのは83才の爺さんらしいが、明らかに斑惚けしている。絶対買っちゃダメです!2017/07/16
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